2021年12月27日月曜日

深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」


Riusuke Fukahori “your world, my world.”

本館1F 本館2F ギャラリー
12月2日 (木) 〜 2022年1月31日 (月)


概要
金魚の持つ神秘性に魅了され、創作をつづける現代美術作家、深堀隆介。深堀が用いる手法は何層にも重ねた樹脂とアクリル絵具で、まるで生きているかのような、立体的でリアルな金魚を描くという斬新なものです。
展覧会のタイトルは、たくさんの金魚を飼う深堀が金魚鉢の掃除で痛感した「地球は金魚鉢と一緒」という思いが元となっており、金魚鉢の濁った水を地球の空気になぞらえたメッセージでもあります。

本展では新作のインスタレーション≪僕の金魚園≫をはじめとする、約300点をご紹介します。
今にも水しぶきをあげそうなリアリティと不思議な美しさを湛える”深堀金魚”を、ぜひご堪能ください。

主催
東京新聞、フジテレビジョン、上野の森美術館











何ヶ所か撮影OKコーナーが。











平面だった金魚が、立体的になって行く様がよく分かった。













DEATH NOTE すごい。
金魚愛がすごい。


















「フリマで見つけたホーローのパンダカップ」
が可愛かったな。



グッズ。「金魚みくじ」のコーナー。




2021年12月13日月曜日

アイヌプリ―北方に息づく先住民族の文化―


企画展「アイヌプリ―北方に息づく先住民族の文化―」会期:令和3(2021)年11月18日(木)~令和4(2022)年1月22日(土)

  明治以降、日本の「国民」として同化政策がとられてきたアイヌ民族。文化や言語の多様性は、近代的な国家形成の前に立ち塞がる障壁の一つとされ、「国語」が創出されてゆく明治30年代には、既に民族固有の文化は衰微の一途を辿っていた。後に本学教授となる言語学者の金田一京助が、失われつつ あったアイヌ民族の言葉や習俗の記録に取り組み始めたのは、このような時代 の出来事である。その後も、金田一の教え子であった久保寺逸彦がアイヌ口承 文芸の採集と研究を進めるなど、初期のアイヌ文化研究において國學院大學の 関係者が果たしてきた役割は大きい。
 本展は、2019年の「アイヌ新法」成立と、2020年の国立アイヌ民族博物館開館、そして本年の金田一・久保寺没後50年を受けて、当館が所蔵するアイヌ民族関連資料や、本学北海道短期大学部が所管する金田一記念文庫に収蔵された 貴重書を、図書館所蔵資料とともに紹介する。

展示紹介動画を「オンラインミュージアム」配信
・解説動画:12月11日(土) 12:00 公開予定

企画展「アイヌ・プリ―北方に息づく先住民族の文化―」 チラシ PDF [5.68MB]Adobe_PDF_file_icon_24x24.png

企画展「アイヌ・プリ―北方に息づく先住民族の文化―」 展示資料目録 PDF [876KB]Adobe_PDF_file_icon_24x24.png




















何と言っても國學院は金田一京助の母校だから、
貴重な書籍資料を見ることができて満足でした。

一部撮影可。

展示解説見られます→https://youtu.be/t9UQmuHi4jM


展示されていた「東西蝦夷山川地理取調図」をもっと細かく見たいなと思っていたら、
国会図書館デジタルにあがっていた。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2610812?tocOpened=1





















学芸員の方がオープンデータについてつぶやいていました。







常設展の方も。

少し展示替えした感じでした。






なんかめちゃめちゃイケメンがいる。


















気にはなっていたけど、行っていなかった
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館も。









係の方、やる気ない感じですね。

写真撮影ができる展示がほぼなかった。

渋谷としての特徴は、東京オリンピックが代々木であったってことで、その展示。

あと、1971年(昭和46)に地下鉄の明治神宮駅をつくるため、
掘っていたところ発見されたナウマンゾウの化石とかですかね。












聖徳太子 日出づる処の天子


サントリー美術館 開館60周年記念展

千四百年御聖忌記念特別展
「聖徳太子 日出づる処の天子」


2021年11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)

※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF) をご参照ください。
※作品保護のため、会期中展示替を行います。














菩薩半跏像 銅造、像高22.5㎝、白鳳時代、国重文。
右手指先を右頬に添え、右足首を左腿に乗せ、左足を踏み下げる半跏思惟像(弥勒菩薩?)である。右頬に添えたふっくらとした手の甲、指は幼児形であり、白鳳時代の特徴。

宝物館資料によれば、この像は太子が四天王寺を建てた時、本尊を造る際の試作品(試みの観音)と伝えられ秘仏とされている。


四天王寺の菩薩半跏像(ぼざつはんかぞう)が展示されていたのだけれど、
「年の一度、2日間のみご開帳」
ってなっていて、「いいんかいな??」って思いました。
めっちゃじっくり拝んできました。

前に大阪に行った時も、あまり四天王寺って興味なくて、
というか、何となく避けてたんだけど、
行くべきお寺だったのですよね。




同日に、
國學院の「アイヌプリ―北方に息づく先住民族の文化―」を先に、
この「聖徳太子 日出づる処の天子」を後に見たのだけれど、
双方ともに「日本書紀」が展示されておりました。

日本書紀、ちゃんと読んだことないけど、読むべきなのかなー。

なぜ『日本書紀』は日本を名乗るのか – 國學院大學 https://www.kokugakuin.ac.jp/article/190274 

日本書紀・現代日本語訳(完全訳) http://kodainippon.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%9b%b8%e7%b4%80%e3%83%bb%e7%8f%be%e4%bb%a3%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e8%a8%b3%ef%bc%88%e5%ae%8c%e5%85%a8%e8%a8%b3%ef%bc%89/ 


2021年12月7日火曜日

川瀬巴水 旅と郷愁の風景



2021.10.02(土)- 12.26(日)
SOMPO美術館

大正・昭和の版画家・川瀬巴水(1883-1957)の回顧展です。

大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水(1883~1957)の回顧展です。巴水は、微風に誘われ、太陽や雲、雨を友として旅に暮らし、庶民の生活が息づく四季折々の風景を生涯描き続けました。それは近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代にあって、日本の原風景を求める旅でもありました。その版画制作を支えたのが、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画《新版画》を推進した版元の渡邊庄三郎でした。二人の強固な制作欲は、海外にも通用する木版「美」の構築をめざし、今や巴水の風景版画は、郷愁や安らぎをもたらす木版画として多くの人々に愛されています。

本展覧会は、初期から晩年までの木版画作品より、まとめて見る機会の少ないシリーズ(連作)を中心に構成し、巴水の世界へ誘います。伝統木版技術を駆使した詩情豊かな版画群は、都会のしばしのオアシスとなることでしょう。

会期中に一部展示替えあり
【前期】10月2日(土)~11月14日(日)
【後期】11月17日(水)~12月26日(日)




















関東大震災で全てが燃えてしまったので、
印章がその後から変更になっていました。














なんで普段こういうの見に来なそうな人が見に来ているんだろう?と思っていたのよ。

そーよねージョブスよねー。















気になったこと。。

地震後の作品には「版権所有 渡邊庄三郎」の版が押してあるのだよね。
前の作品には押してないのに。

日本の著作権法制は、
「出版条例」(明治 2(1869)年)が最初と考えられている。
近代的な著作権法を備えたのは、明治 32(1899)年に「著作権法」(いわゆる
「旧著作権法」)を制定したとき。

日本に「著作権」の概念を初めて紹介したのは福沢諭吉。
明治元(1868)年の「西洋事情外編巻之三」のなかでイギリスの経済書を紹介して、「copyright」(コピーライト)を「蔵版の免許」と訳している。
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