2017年6月24日土曜日

EUフィルムデーズ2017 あと見たやついろいろ


明日、戦争の後で
ルクセンブルク


原題: Eng nei Zäit
英語タイトル: Tomorrow After the War
監督: クリストフ・ヴァグナー
製作年: 2015年
上映時間: 106分
製作国: ルクセンブルク
言語: ルクセンブルク語、ドイツ語(日本語・英語字幕)
ジャンル:ドラマ、犯罪、歴史
1945年。徴兵を逃れてフランスでレジスタンス運動に参加したジュールは母国に帰る。生活を立て直そうと努力するが、母国は4年にわたる戦争で荒廃していた。ジュールの婚約者が、働いていたドイツ人の農家で、その一家と共に殺害され、補助警官として雇われていたジュールは、警察の捜査に参加する。真相を究明しようとする彼の前に立ちふさがったのは、ドイツ軍による占領期間中の陰の部分を闇に葬り去ろうとする当局であった。激戦で知られる「バルジの戦い」の陰で実際に起きた出来事を基にした歴史スリラー。

Eng nei Zäit (2015)



自分の身を守るためには、
仲間も裏切らなければならない。

そして、それを黙認することも必要。
戦争は終わっても、終わっていない。






検事、弁護人、父親、そして息子
ブルガリア


オランダ・ハーグにある旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷。ボスニア紛争の司令官だった男の戦争犯罪を問う裁判で2人の法律家が相対峙する。弁護人ミハイルは、これまで被告人に対する告発をすべて退けてきた。一方、被告人の有罪を確信した検事のカトリーヌはある若者を証人として召喚する。兵士として被告人の指揮下にあったという若者の証言に疑問を抱いたミハイルは、ボスニアに若者の家族を探しに行く。実話に基づくヒューマンドラマ。




「あぁ、そういう終わり方なのか」と。
どんでん返しというか、
なんともすっきりしない。
それが事実なんだな。





エディットをさがして
オーストリア
題: Auf Ediths Spure
英語タイトル: Tracking Edith
監督: ペーター・シュテファン・ユンク

1930年代の英国で社会派の写真家として活躍したオーストリア出身のエディット・テューダー・ハートを取り上げたドキュメンタリー。英国秘密情報部(MI6)の最高幹部でありながらソ連に機密情報を流し続けた悪名高い二重スパイ、キム・フィルビーをKGBに勧誘したエディットの不幸な生涯を、彼女の従甥にあたる監督が、歴史家や文書館員、元諜報部員、遺族等関係者へのインタビューを挟みつつ、オーストリア、英国、ロシアと彼女の足跡を丁寧にたどる。


ヨーロッパの歴史を知ると、
日本の歴史も同時に見えてくるっていうね。
「世界はつながっているんだな」と実感させられる映画だった。

エディット・テューダー・ハートって知らなかったけど、
本当にそこまで特別じゃない一般人が、
こうやってスパイになって行ったのかと。







猫はみんな灰色
ベルギー
原題: Tous les chats sont gris
英語タイトル: All Cats Are Grey
監督: サヴィナ・デリクール
ブリュッセル中心部の高級住宅街で育ったドロティーは15歳。母親との間には距離があり、なんとなく居心地の悪い日々を送っている。ある日、43歳の孤独な探偵ポールに出会い、彼に実の父親探しを依頼する。次第に2人の間に強い絆が生まれていくが、実はポールにはドロティーの知らない秘密があった…。2016年のマグリット映画賞(ベルギー・アカデミー賞)で「長編第1回作品賞」を受賞。映画のタイトルにもなっている、英国のロックバンド「ザ・キュアー」の曲をモチーフに綴られる家族の物語。



英語の字幕のみで、あらすじもなかったので、
細かなところがわからなかったけど、なんとなくはつかめた。

「「ザ・キュアー」の曲をモチーフ」ってうたい文句だけど、
思っていた感じの内容とは違っていたし、
そこまで「秘密が…」的な感じでもなく、
動きも少ない感じだったけど、
少女の心の動きとか、短い時間ながらもうまくできていたのかな。





特別プログラム: OKI (沖) / Oki — In the Middle of the Ocean
ラトビア


原題: Oki — In the Middle of the Ocean
監督: マーリス・マルティンソーンス
製作年: 2014年
上映時間: 85分
製作国: ラトビア、米国
言語: 英語(字幕なし)
ジャンル:ドラマ、ミステリー
上映フォーマット: BD
(本作品の上映フォーマットはDCPからBDに変更になりました)
元不動産業者で無職のロブは、次々と家を替える不思議な日本人女性「オキ」の後をつけるようになるが、次第に暗い過去が明らかになってくる…。
2011年のEUフィルムデーズ上映の『雨夜 香港コンフィデンシャル』のマリス・マルティンソンス監督がロサンゼルスに舞台を移し、同じく桃井かおりとタッグを組んで撮った2作目。なお、3作目の『ふたりの旅路』(原題Magic Kimono)は本年日本公開予定。




こちらも英語字幕のみで日本語訳はありませんでしたが、
日本語の要約を配ってくれました。

上映後に監督と、主演の桃井かおりさんのトークがありました。

思っていたよりも、気さくな感じで、
オーラはやっぱりすごいんだけど愛らしくて、
話も面白いし、プロを感じた。

あまり好きな人ではなかったけど、
芸能人の方々にも好きな人が多いってのが、
この短時間でもわかった気がする。

というか、見る目変わった。


































ラトビアの強さ
★言葉がわからないってことを恐れていない。
(戦争で侵略されてきた)


説明できることではない繋がり。


戦争⇆天災
愛しい人をなくす。
思い出が成長する。
死んだ人と共存していく方法。
死んだ人を育てて行ってもいいじゃない。


★どんな魂を吹き込む映画にしますか?






追記
アンケートを書くと、
抽選でEUグッズがもらえるというので、
アンケートを書いたのですが、
嬉しいことに、当たりましたーーーーー!
わ〜い。



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