2015年7月26日日曜日

「伝説の洋画家たち」と「キュッパのびじゅつかん」


伝説の洋画家たち 二科100年展
イブニングレクチャーがあるってんで、
急いで仕事後に行ったんですよ。
で、間に合ったので聞いてみたのですが。


【イブニング・レクチャー(学芸員又は二科会による展覧会の見どころ解説)】
日時:7月24日(金)、7月31日(金)、8月7日(金)、8月14日(金)、8月21日(金)、8月28日(金)
   各回とも19:00から約30分
会場:東京都美術館 講堂
定員:225名
※各回とも18時40分より開場します(定員になり次第受付終了)。
※聴講無料。ただし、本展観覧券(半券可)が必要です。
■1回目:7月24日
 講師:生方 純一(公益社団法人二科会 常務理事)
 講演テーマ:「100回展、そして…」

















なんか、結局、
この展覧会の見どころとかの解説とかじゃなくて、
二科会のごたごたの話でした。

新しく二科会の事務所を移す時の話。
東美より新美は賃料が3倍。
でも上の森にもあったので総合すると同じくらいの金額。
年会費を上げずに移動できた。
とか、
理事会が高齢で移動の企画ができないだろうということで、
移転実行委員会を立ち上げた。
とか、
二科会会員だったら面白いかもしれないけど、
純粋に、展覧会を楽しもうと来ている人には、
特に聞く必要がない話だったかと。

20分聞いて退場。






タイトルに期待しすぎた。

もっと「実は凄い!」
みたいな画家たちの作品が見られるのかと思ったけど、
結局、遠くから見て「○○の作風に似てるなー」と思って、
近づいてキャプションを読むと、
「○○に師事」とか書いてあって、
「やっぱりな」と思う作品が多かったです。

いまいちなにかが足りない。

いまいち有名になれなかったのはこういうことなのだな、
と言うことを再確認するには良い展示かと。

あと、二科展出展後有名になったり、
出展時にすでに有名だった方々がどんな作品を二科展に出していたか、
と言うのを見るにはいいかもしれませんが、
そういう作品って買い取られていて、
ちゃんとした美術館で普通に見られるからなーとか思ったり。


最終的に、二科展の会員さんとか、
自分が出品するような方なら興味深いかもしれないし、
勉強になるかもしれないけど、
やっぱり、二科展出展後、
出展時にすでに有名だった方々以外はそこそこだし、
全然伝説じゃなかったです…。

http://www.nika100th.com/gallery.html
ここに乗ってる作品だけですね。良いのは。はい。


「カフェ・パウリスタ」が
「なんでも鑑定団」で有名になった、
長谷川利行の「酒売り場」とかがあったり、
ハーバード大学出の仏陸軍の歯科医師の「中原實」の
「モジリアニの美しき家婦」とかうまいなーとか、
K.ジェレニェウスキーという、
ポーランド人の画家も二科展に出していたんだとか、
佐伯祐三の作品いいなとか、
そんなところです。
佐伯祐三の「新聞屋」は遺作で、
死の20日後の第15回二科展に出品されたもので、
個人蔵なので、見る機会は少ないかもしれないですね。






時間があったので、キュッパのびじゅつかん


いきなり、一番最初の展示の、
イントロダクション的なVTRが故障中で、
見られないという…。


とにかく並べるの大変だったろうなーと。




















キュッパちゃん、とってもかわいい。

へたすると、ゴミ屋敷の、
ものを捨てられない、ゴミを拾ってきちゃうっていう、
精神的にアレな子どもだけれど、
ちゃんと整理して、タグ付けて並べれば、
りっぱなコレクションになるってことね。

HPのアニメのキュッパちゃんの動きがめちゃかわ。




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