2022年3月18日金曜日

空也上人と六波羅蜜寺

特別展「空也上人と六波羅蜜寺」
東京国立博物館 本館 特別5室
 2022年3月1日(火) ~ 2022年5月8日(日)


重要文化財 空也上人立像
康勝作 鎌倉時代・13世紀
(写真=城野誠治)


2022年は空也上人没後1050年に当たります。空也上人が十一面観音立像を本尊として京都東山の地に創建した六波羅蜜寺(創建時は西光寺と称した)には、現存最古となる上人の像が伝えられています。念仏を唱え歩いた姿を目の当たりにするような写実的な像は、仏師運慶の息子である康勝がつくりました。同寺は運慶一門にゆかりの深い寺でもあり、運慶作の地蔵菩薩坐像などが残されています。
本展覧会では、東京では半世紀ぶりの公開となる空也上人立像をはじめ、六波羅蜜寺の創建時につくられた四天王立像、定朝作と伝えられる地蔵菩薩立像など、平安から鎌倉時代の彫刻の名品が一堂に集います。


 

作品リスト 2022.2.21公開 (1.4MB)

展覧会のみどころ

開催概要




京都まで行かずともおいでくださってありがたや。

一番最後に展示されている「夜叉神立像」の足元、
足と足の間にになぜか木片が置かれているのですが、
これは、古い台座(岩座)を作り替えた際に、
新しい台座の上に古い台座のカケラを置いたとのことでした。作り手の配慮らしい。

謎の配慮。

しかも、こちらは2体がついなのに、片方だけ。




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