2008年8月10日日曜日
国立新美術館に行ってきた
「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」展
建物の入り口を入って真っ先にすれ違ったのが由美かおるでした。
マネージャーらしき人と一緒でしたよ。
「静物画」=「死んだ自然」って意味なんだそうですが、
何の為に死んだ鳥とかウサギとか描くのか私には理解不能です。
描いてるうちに腐んないのかしら??
「ヤン・ブリューゲル」
って画家がいるのですが、
この画家以外にもこの位の時代は
代々、同じ名前を継ぐのが通例だそうで
(父)(子)とか書かれていてわけわかりません。
「エヴァリスト・バスニケス」
『楽器を得意としたイタリアの画家。
楽器を正確に描いたばかりか、
その表面にたまっている埃まで描いて、世の中人夢 さを問う。』
との寄稿があったけど、
はてな?って感じ。
楽器を得意とした画家と言われる人でもやっぱり楽器を描くのは難しいみたいです。
かなり歪んでるし~。
---批判しつつも自分ではとても描けませんけど(笑)
この作品の他にもいくつか楽器が描かれたものがあったけどそれも同じく。
この美術展の目玉
「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」
正直 「えっ?」 って感じです。
当時のお見合い写真兼成長の記録だから仕方がないかぁ。
人物はいいけど、背景とか手抜きもいいとこって印象です(笑)
何年もかかって日本での公開にこぎ付けたそうですが、
それだけの価値はあるのか正直疑問です。
見る価値はあると思いますよ。
この絵の背景にある切なさとか、そういうのは考えさせられますしね。
「高杯を持つ窓辺の女」
35、5cm×26、3㎝の小さい作品。
やっぱり片乳出してるんだよな~。
そして、ちょっと不気味な笑み。
でも、これが一番のお気に入りでした。
「怖い絵」って本があるんですけど、これ読むと面白いよ~。