2011年10月5日水曜日

モダン・アート,アメリカン
















モダン・アート,アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―

フィリップス・コレクション

展覧会が始まってまだ一週間ですが、お客さんが少ない。。
アメリカのモダン・アートだからですよね。
まだまだ、アーティストの知名度が低いですし、
私自身も、ほぼ知らない方々でした。
キュビズムは個人的にあまり興味がないので、
画の楽しみ方が今ひとつ掴めません。。

一番最初に飾られていたのは















エドワード・ヒックスの「平和な王国」



ほぼ、ルソー。


他の作品もハーレムの街角や、野球場などはイラストの域を超えていないし、
まだ絵の題材としてと確立していないと思いました。

ジョージ・ラクスの肖像画なんて、
ディズニーランドのアトラクションの中に飾られていそうだし。。


そんな中でも気になる画がありました。

モーリス・プレンダーガスト
「パリア橋」 
沢山の人が被っている帽子の蛍光のようなオレンジ色がとても効果的。

「ファンタジー」 
額縁が木製で、花の模様が彫刻されていて素敵。色があせてしまっていたのが残念。

どちらも、キルトのパッチワークのようなポップさと
厚く盛られた絵具の凸凹でポコポコしたテクスチャーがかわいらしい画でした。


国吉康雄の「メイン州の家族」
左下の部分が、うつぶせで水に浮かんで死んでいる旦那に見えて仕方がなかった。




















ジェイコブ・ローレンスの「大移動シリーズ」














合計60枚のパネルから成る連作のうち5枚が展示してありました。
なんと、テンペラ画!



Soup Stock Tokyo ではこの展覧会を記念して
オキーフのマッシュルームスープ」なんて販売してしたのですね。

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