2017年8月26日土曜日

歌川広重《不二三十六景》とアルチンボルドふたたび

上野の森美術館所蔵 歌川広重《不二三十六景》と幕末・明治の浮世絵展
The Ukiyo-e of the Meiji Era and Utagawa Hiroshige Exhibition




















私が入った時は、
私を含めて4人しかいなくて、
ゆったりじっくり見ていたら、
15分くらいしたら、いきなり人が続々と来始めて、
あれよあれよと言う間に、かなりの混雑に。


帰り際には4,50人くらいになってた。
なんなんだったんだろ。


それはさておき、
以外とちゃんと、
広重の不二三十六景を全部見る機会ってなかったので、かなり満足。

9番の七夕祭りなんだけど、
江戸時代って、竹を屋根の上の方まで立ててたんですね。びっくり。

















七夕はそもそも秋のイベント!? 江戸時代の七夕について由来や食べ物、飾りをまとめてみた https://edo-g.com/blog/2016/07/tanabata.html

この記事を読むと、
物干し台にくくりつけていたってことか。




井上安治の浮世絵を見て、
横尾忠則は明治の浮世絵っぽいのだなーと。

新吉原夜桜之景





















〜移動〜

アルチンボルド展 公式サイト


前回は、開会早々に行ってしまったので、
《火》と《大気》はまだ到着しておらずだったので、
もう一度見に。

「アルチンボルドメーカー」も、やり損ねていたので、それも。


以外と似ているかなー。






















前回のブログに書き忘れてしまったので。


ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝のために最初のヴァージョンが制作された連作
《春》《夏》《秋》《冬》の『四季』。

世界を構成する四つの要素と考えられた
《空気》《火》《土》《水》の『四大元素』。

『四大元素』と『四季』は向かい合うように、
ペアになるように描かれているんだけど、
全部が、大きさ、支持体、額が違っているんですよね。

これは、
それぞれの題材(春、夏、秋、冬、空気、火、土、水)
にあった、大きさ、支持体、額を考えたので、
描かれる絵もすべてを含めて、
この題材として描いたからなんだそうです。






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