中村裕太|ユアサエボシ
耽奇展覧
2023年1月28日(土)- 3月31日(金)
12:00–19:00
*日 / 月 / 祝日休廊
[オープニング・レセプション 1月28日(土)17:00~19:00 作家在廊]
この度ギャラリー小柳では、2023年1月28日(土)から3月31日(金)の会期にて、中村裕太とユアサエボシによる二人展「耽奇展覧」を開催いたします。
中村裕太は1983年東京生まれ、現在は京都を拠点に活動しています。日本近代の工芸文化に関心を寄せ、「民俗と建築にまつわる工芸」という視点から陶磁器やタイルなどの学術研究と作品制作を行なっています。綿密なリサーチをもとに蒐集された陶片や古書、絵葉書などの一次資料と、中村の手で作り出されたオブジェを組み合わせて構成する精緻なインスタレーションにより、独自の眼差しで見直された史実や文化の有様を映し出します。
ユアサエボシは1983年千葉県に生まれ、現在も千葉県を拠点に活動しています。澁澤龍彦の著作を通じて知ったシュルレアリスムの影響を受けたユアサは、自身を大正時代生まれの架空の画家「ユアサヱボシ」に擬態し、福沢一郎や山下菊二ら往時のシュルレアリスムに根ざした表現者たちの絵画の雰囲気をたたえる作品を制作しています。そのようにして描かれた絵画を架空のユアサヱボシの画業に当てはめていき、当時存在していたかもしれない画家の人生を偽装していくのです。
最近気になっていたユアサヱボシさんと中村裕太の個展へ。
中村裕太さんの作品は、参考にした図書も一緒に展示してあって、
中村裕太さんの作品は、参考にした図書も一緒に展示してあって、
それも手にとって見られるという試行。
こういう本からインスピレーションを得ているのかとすごく面白かった。