2013年10月7日月曜日

難民映画祭

第8回UNHCR難民映画祭

本当はもっと多くの作品を見たかったんだけど、
場所とスタート時間の兼ね合いで見れず、
最終日の日曜日に青山学院アオスタジオで、
2作品を見てきた。

私が見たのは、
「新世界」と「脱出」

新世界
スキポール空港の収容施設で働く清掃員のミルテは夫の喪失から立ち直れず、息子からも遠ざけられ、生きる意味を失っていた。そんなある日、施設に収容されたアフリカ出身のルックと出会う。孤独な彼女の胸の穴をふさぐルックとは何者なのか。一体なぜ彼は祖国から逃れたのか ―。ミルテの心は揺れる。


多分、西アフリカのコートジボアールから船に乗って、
祖国から国境を越えようとオランダにやってきた黒人男性と

夫の自殺(たぶんベランダから)により、一人息子を兄弟家族にあずけて、
空港の偽装入国の疑いのある人たちの収容所の清掃員として働く女性のお話。



脱出
祖国を逃れオランダへたどり着いたアマドゥ少年は、当局の保護を受けながら難民認定を待ち続ける。やがて成長し、今は学校の卒業を待ち、地域に根ざした青年となった。そんなある日、強制送還の通告を受ける。飛行機へと向かう特別車の中で仲間たちと立てこもるアマドゥ。だが当局の対応は想像を絶するものだった。




難民にも人権はある。
けど、どうしょうもない。

言いたいことをまとめるのは無理そうなので、
「UNHCR難民映画祭の上映作品を通して会場に足を運んで下さった皆さんが何かを感じ、自分に出来ることを考えるきっかけになれば幸いです。」
との主旨のとおりに、
こういう事実があるということを心に刻んで、きっかけとしよう。



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