生活の友社 - 美術の窓 - 人間の持つエネルギーを再認識、イメージの力が国立新美術館で開催中です
もの凄く興味深くて面白い展示でした。
ただですね、
収集した年代はプレートと出品リストに記載されているんだけど、
何年前に制作されたのかが気になるところでした。
制作年が正確な物には、制作年が記載されてはいるのだけど、
「何年と推測される」的な書き方で良いので、脚注が欲しかった。
会場を入るとすぐに3体の像が展示されているのだけれど、もの凄く興味深くて面白い展示でした。
ただですね、
収集した年代はプレートと出品リストに記載されているんだけど、
何年前に制作されたのかが気になるところでした。
制作年が正確な物には、制作年が記載されてはいるのだけど、
「何年と推測される」的な書き方で良いので、脚注が欲しかった。
どのくらい前に作られた物なのかかなり気になりました。
で、ひときわ目につくのが、
コンゴのヨンベ族の呪術人形「ミンキシ」。
釘だらけの姿は恐ろしさを感じたけど、
よくよく見てみると、そんなんじゃないのよね。
呪術とは言っても医療呪術用で、
呪医がおなかの穴に薬草を入れ釘を打つことで、
薬の効果が発揮されるようにお祈りするものみたいです。
岩手県の「オシラサマ」とか、
道祖神的なものもあるので、
それ系に敏感な方は避けた方が良い展示かもしれないです。
全体的に各国の様々な念が入り混ざっている気がするので。
↑棺桶/地域:テシ(ガーナ)
学芸員?さんに
「この棺桶は、使用後は焼くんですかねー?埋めるんですかねー?
木製なんですかね?鉄とか金属系は使われていないんですかね?」
と質問したところ、ちょっと曖昧に、
「地方地方で違うようですが、そのまま焼いたり、埋めたりすると思います」
「基本的には金属ではなく、すべて木製だと思います」
って自信なさげに言われました。
図録を見てもきちんと載っていないし、
「展示の途中のデジタル図録に載っているかも知れないですね」
っていうので、
すでに私はそれを見ていたので、
「なかったですー」
って言ったら、ちょっと困ってしまったみたいなので、
「あっ、家に帰ってネットで調べてみますー」
とその場を離れたんだけど、
最後まで見てから、また最初から見直したかったので、
戻ったところで声をかけられ、
「お葬式用の(見せ物としての)棺桶なので、
使用したら、壊したり、焼却したり、
場合によっては埋めたりするそうです」とのこと。
調べてくれていたのですな。
これでまた、同じ質問をされても答えられますなー。
インドネシアで葬送に用いられる柱「ビス」は圧巻。
この展示の前に椅子が置かれているんだけど、
そこにかなりの時間腰をかけて、
堪能している男性がいらっしゃいました。
展示の最後に、
今回展示されている作品にまつわる映像があるのだけれど、
すべてを見ていると1時間は軽くかかるので、
余裕を持って見に行った方が良いと思います。