2014年6月16日月曜日
EUフィルムデーズ2014 6/14
ルーマニア
ロッカー
https://www.facebook.com/rockerthemovie
日本初公開
原題: Rocker – Din tată-n fiu (Rocker)
監督: マリアン・クリシャン
製作国: ルーマニア
製作年: 2012年
上映時間: 90分
言語: ルーマニア語(英語字幕)
フォーマット: DCP
場末の薄汚れたアパートで息子フロリンと二人で暮らす40代のヴィクトル。反抗的で自己中心的な息子だが、彼のためにならヴィクトルは何でもする。バンドのライブの準備を手伝い、薬物依存症のフロリンのために麻薬を入手すべく、盗みや犯罪さえも厭わない。そんな二人を結びつけるのは、親子の絆よりも強いロックへの愛だった。
Dan Chiorean – Victor
Alin State - Dinte
Ionuţ Nicolae – Cristi
Ofelia Popii – Laura
Crina Semciuc – Iolanda
ルーマニアの「ロッカー」を見て来た。
ルーマニア語に英語の字幕だったんだけど、
セリフが多いわけではないし、筋はちゃんとわかる映画でした。
何人かたぶんルーマニアの方がいて、
ところどころ笑いが聞こえてきていたのだけど、
私には分からず・・・。
ルーマニア人には受けるギャグだったのか、
字幕でも笑えたのかは分からん。
たぶん、自分も若き頃にバンドをやっていたであろう親父が、
売れないバンドのヴォーカルである息子を何とか売ろうとすべく、
何でもやっちゃうって話。
息子は働いてないけど、自分は測量の仕事。
スキー板をスキー場で盗んできて売ろうとするも、
最後の最後まで売れず、結局道に放り投げる。
息子のためにヤクも買ってくる。
仕事に行くための車も勝手に売られる。
などなど。
最後の結末というかオチがなんともなーって感じ。
バンドのドラムが、急性アル中だか、ヤク中かで、入院してしまう。
そのままツアーに出るシーン。
どうするのかと思ったら・・・
父親が代わりにドラムをたたくというシーンで終わり。
結局、一番ロックンロールなのはこの主人公のおやじだったという・・・。
おやじ、ドラムたたけたんか~い!
自分が舞台に立ちたかったんか~い!
そんな映画でした。