2015年11月20日金曜日

北海道の旅⑧ 四日目 前半2 〜博物館 網走監獄〜 15/10/16


「博物館 網走監獄」11:40分ぐらいに到着。







「鏡橋」
娑婆と刑務所の境目。







チケットカウンターでチケットを買い、
ガイドツアーを申し込みました。

私は有料の12:30からのガイドツアーを申し込みました。
有料って言っても200円だから、頼んだ方が良いと思うよ。










ガイドの時間までちょっと時間があったので、
ごはんを先に食べることに。

入り口近くの「監獄食堂」。

人いないよー。











「12:30のガイドツアーを申し込んであるのですが、間に合いますか?」
と聞いたら、
「魚を焼くのに少し時間がかかりますが、急いで作りますねー」と。

すぐに出てきたので、そこそこ急ぎ気味に食べて、余裕でした。

監獄食B 820円 焼き魚がホッケです。











なんか、テレビの撮影してるー。


そういえば、さっきの食堂で、
「TBS系のなんちゃらー」って、
スタッフさんらしき人が話していたなー。











ガイドツアーの集合場所は、庁舎なので、
少し前に待っていたけど、
私の他はいないみたい…。

赤い帽子をかぶったガイドのおばさんが来てくれて、
「一人ですねー」とのこと。

200円でガイドさん独り占めとは贅沢。

一人なので、普段は行かない所も行きますねーと。

約90分のコースです。







ニポポさん。










「休泊所」この看守さん動く。
知らないとかなり怖い。










現在の刑務所の再現。









よく「くさい飯」と言うけど、
ごはんがくさいわけじゃなくて、
昔は、トイレも仕切りがなくそのにおいが充満しているところで、
食事もしていたから。

今は、中は分かるようになっているけど、
ちゃんと壁も扉もあってくさくないから、「くさい飯」ではない。

栄養バランスも考えられているし、
一人暮らしから見ると、うらやましいくらいw




「五寸釘 寅吉」





「おいしかった熊鍋」
本物の熊の骸骨だって。





「旧網走刑務所二見ヶ岡農場 (移築復原)」



拘束具






作業所の様子。
本当は名字の表示はなく、番号で書かれている。
これは映画の撮影用に作った物をそのまま展示してある。






赤い実がなってた。






ここでも撮影してたよー。






「五翼放射状舎房 (移築復原)」

















囚人の襟が崩れていて、
「ずっと直したかったのー」とガイドさんが直していましたw











天井には「白鳥由栄」の脱獄の様子。
この人形は特注で、他のマネキンとは比較にならないお値段なんだとか。


博物館網走監獄②解説15 10 16










「浴場 (再現構築)」










「教誨堂」

















他の建物とは空気が違う。









「煉瓦造り独居房」










案内はここで終わり。


ガイドさんはさすがのプロで、
時間をちゃんと把握していて、きっちり90分。
主要な所では写真も撮ってくれるし、
無駄な時間もなく、びっちりと、
それでいて、ちゃんとトイレの時間もとってくれて、
説明も上手いし大満足でした。

ただ…

もしかすると、ガイドさんの当たり外れはあるかもしれません。
私のガイドさんはあたりだった可能性あり。









見足りなかった所を回り直します。













博物館網走監獄①15 10 16












「白鳥由栄(「昭和の脱獄王」)の肉声」


















「行刑資料館」では、網笠と囚人服を着て写真を撮れる。






足に5キロの「鉄丸」を付けて歩ける。











映像もいろいろありとても面白いし、頑張った感ある。











「二見ヶ岡農場 作業風景」
















ここに、ひまわりが咲いているんだけど、
海外の人(かんこくとかちゅーごく)の人が写真を撮るために中に入り、
踏み荒らしてしまって、荒れてかれてしまったとのこと。

他の場所も立ち入り禁止の所に入ってしまったり、
いくら言っても、柵を作ってもダメだそうで、
本当に困っていました。

春に行った、ひたちなかでも、柵の中に入り込んで写真を撮っているのは、
ほぼ、かんこくとちゅーごくだったもんな。
荒らされて、枯れちゃってひどかった。

日本人なら、
「あぁ、ここは入っちゃ行けないんだな」
と察することが出来るけど、そういうことが出来ないんだよね。
本当に民度が低くて困る。






エンジンカートを利用するガイドツアーのカート。
高齢の方や、障害がある方が申し込める。

当日でも空いていれば申し込めるけど、
一台しかないので、予約した方が良いみたい。

カートツアーだと行ける所が限られているので、
上の方は行かないみたい。












「看守長屋」看守さんのお家は中に入れる。





楽しげ。

オー!マイキー [ OH! MIKEY ] | テレビ東京っぽい。











「網走刑務所水門 (再現構築)」











「スパイ•ゾルゲ」が撮影されたってよ。







入り口の「五寸釘 寅吉」
実物大。
小さかったのね。









出口の所のお土産屋さんのニポポ人形。
ここで一体買ってしまったのだけど、
おみやげを買うなら、
中の、市庁舎のショップの方が良いと思います。
市庁舎の方が、公式と言うか、博物館がやっているショップで、
出口の所は普通のお土産屋さんなので。









市庁舎の中は改装したばかりでとても綺麗。







「典獄は語る」ってVTR。
【典獄】=旧制の、監獄の長。

お尻に手が回っておる。








テレビの撮影は、
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2613847.html
リンクが切れてしまったけど、
ドローンも飛んでいたってことだったし、
やっぱりTBS系の取材だったみたい。

↓この件についての報道でした。

2015年10月16日金曜日


旧網走刑務所建築物2群8棟が重要文化財として指定される見込みとなった件について

博物館網走監獄が保存公開している旧網走刑務所建築物2群8棟を含む10件の建造物が、平成271016日開催の文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て重要文化財に指定することが文科大臣に答申されました。
この結果、近日中(23ヶ月以内)に行われる官報告示を経て、重要文化財(建造物)指定となる予定です。
本年は博物館網走監獄設立を目的とした財団設立より35年の節目であり、設立当初の目的の一つであった旧網走刑務所建造物の価値の重要性を伝えることが、重要文化財指定という素晴らしい評価を得たことは誠に喜ばしく、同時に身が引き締まる思いでいます。
今後とも貴重な文化財の保存公開を通じて、網走刑務所(監獄)が北海道開拓に果たした功績を伝え続けてまいる所存でおります。



「博物館網走監獄 FAQ よくある質問」
がめっちゃ面白いから読んでみて!





15:20分くらいまで堪能。

〜四日目後半につづく〜
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