2016年1月31日日曜日

ボッティチェリ展

日伊国交樹立150周年 ボッティチェリ展


「ボッティッチェリの赤」は、やっぱり素晴らしい。

ドレープの、ベルベットの赤。




作品リストの59番
「磔刑のキリスト」
はじめてこういう作品を見ました。

と思ったら、説明書きにも
「15世紀ではめずらしい」と。
















Sandro Botticelli, “Christ on the Cross,”









2016年1月30日土曜日

東京藝術大学 卒業・修了作品展

第64回 東京藝術大学 卒業・修了作品展

見応えありすぎて、めっちゃ疲れました。

とりあえず、気になった作品を。




















ニキ・ド・サンファルっぽい。



































村田 勇気






























鈴木涼子を思い浮かべてしまったけれど、
けっこう興味を引かれました。

ラブドールのお腹を裂いて、
妊娠させて写真を撮って、フォトショで修正。






























こういう世界観好き。

















































なんだか、並べ方も、
きちんと展示されていない感じがいい。
かわいい。





















窓側も、窓をカーテンで隠すだけじゃなくて、
暗幕とかで全部かくしてほしかった。
























ステンドグラスで造られたランプ。
佐宗乃梨子さん。

この方だけじゃなくて、
やっぱ、一目見て「すげーなー」と思う作品は院生。


























最終的に左端のシュレッダーに紙が運ばれて行くマシンなんだけど、
風が若干吹いていて、途中で飛ばされてしまうと言う…。
なぜ、野外展示にした…。

というか、うるさいし、でかいしここしか無かったか。
















お兄さん、一生懸命。





















移動しまして、
第二会場の東京都美。






















鯉が傘を持っているんだけど、
この傘、どうやって持たせたんだろう…。
おててがくるっとなっているから、
傘の取手、通せないと思うんだけど。

取手の所がはずせるのかな?




















日本画系は写真不可だった。

2016年1月29日金曜日

三菱史料館と旧岩崎邸庭園

三菱史料館

無料です。

三菱経済研究所の一階部分の、
2室ぶんを展示室として解放しています。

「わざわざ行く」程の物ではないですが、
三菱の歴史とかに興味があれば行くといいと思います。

説明VTRが17分で、
展示自体も20分もあれば見終わってしまいます。

研究所で保存している資料などは、
閲覧室で公開しているみたいなので、
研究とか、論文とか書くのに必要な方は利用されたらいいと思います。

企画展ってことで、
この日は、初代社長の岩崎彌太郎の日記が展示されていましたが、
本物はちょっとだけで、
あとはカラーコピーでした。











三菱史料館のすぐ近く、旧岩崎邸庭園へ。

岩崎彌太郎の長男で、
三菱の3代目社長の久彌さんの本邸として造られたお家ですね。

以前は、内部も撮影可能だったみたいですが、
現在は撮影禁止になっています。

普段は公開されていませんが、
ガイドツアーで、地下室も見ることが出来るみたいです。

それより、
3階に上がる階段があったのが気になりました…。

屋根裏部屋は公開は出来ないんでしょうね。






2016年1月25日月曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ−−天才の挑戦

レオナルド・ダ・ヴィンチ−−天才の挑戦

 日本とイタリアの国交樹立150周年を記念し、イタリアが生んだ天才レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の展覧会を開催します。本展はイタリア政府が都内の公立博物館1館のみでの開催が希望され実現した展覧会です。
 今回の展覧会では、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、日本初公開の絵画 《糸巻きの聖母(バクルー・リビング・ヘリテージ・トラスト)と直筆ノート「鳥の飛翔に関する手稿」(トリノ王立図書館)を中心に紹介します。
  《糸巻きの聖母は、イギリスの貴族バクルー公爵家が所蔵し、レオナルドの故郷イタリア、作品のあるイギリス以外の場所では初めて出品されることになりました。2009年にようやく、スコットランド・ナショナル・ギャラリーで一般公開されることになった至宝です。
 また、レオナルドの手稿の中でも人気の高い「鳥の飛翔に関する手稿」も、日本初公開となります。本展の図録で、日本側の監修者である斎藤泰弘氏(京都大学名誉教授)による待望の新訳も発表されます。
 2点とも、本展のテーマである「見えない世界を探る(beyond the visible)」ために、レオナルドが行った人間観察・自然研究が集約された円熟期の傑作です。このほか、花や子どもを観察した日本初公開の真筆素描7点(うち1点は弟子との共作)、レオナルド派による日本初公開の珠玉の絵画、神話化・伝説化されたレオナルドの生涯を表した版画など約70点と、素描から忠実に再現した関連模型を通じ、天才の挑戦を体系的に展観します。
 また、レオナルド・ダ・ヴィンチは都市計画にも深い見識があり、「都市史」を研究テーマとする江戸東京博物館において紹介するにふさわしい展覧会です。











レオナルド・ダ・ヴィンチは都市計画にも深い見識があり、「都市史」を研究テーマとする江戸東京博物館において紹介するにふさわしい展覧会です。

なぜに「江戸東京博物館」での開催なのか?
の意味付けは苦しい物があるなと…。
「都市『史』」の展示あったかね?
都市設計っていうなら、かろうじて、
橋とか、浚渫のためのパネルとかの模型の展示とかあったけれども。




HPにも見どころとして掲載されている、

①円熟期の傑作《糸巻きの聖母》日本初公開!!
②直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』 日本初公開と新日本語訳発表!!
人間の飛行を予見し、その実現のため鳥の飛翔を観察したレオナルドの直筆研究ノート。日本のレオナルドファンにも人気の手稿の1つで、イタリア・トリノにある王立図書館が所蔵しています。1979年に刊行された日本語訳者の1人、斎藤泰弘氏(京都大学名誉教授)による全面改訂訳が、本展の図録の中で発表されます
③珠玉のレオナルドの素描群!

この3点しかまじ見どころありません。




とりあえず、①「糸巻きの聖母」については、見られて良かったです。

《糸巻きの聖母》 隠された背景が明らかに!!

本展にて展示される《糸巻きの聖母》の背景に、子供を歩行器に入れる人物群などの素描があったことが赤外線調査によって、明らかになりました。歩行器と人物群のほか、イエスの足の近くに、籠の輪郭線のようなものが見つかったのです。 籠の輪郭線は、1501年に「糸巻きの聖母」に言及している書簡のなかの描写と一致しており、レオナルドの真筆であることがより一層確立されました。この科学調査結果の詳細は、展覧会の会場で紹介します。

(左上)Image Courtesy of the Duke of Buccleuch.
Photo ©The National Gallery, London
(左下)透過赤外線で見えたもののイメージ図



②ですが、本物は1ページだけ見開きになっていて、ガラスケースでの展示です。

「日本語訳」については、展示室ではなくて、
展示室をでた、物販の前のスペースにパソコンが3台置かれていて、
そこで電子版で読むことが出来ます。

私はすべて読んだのですが、
ここ、ほとんどの人がスルーしていました。
なんで????
なんで、みんな読まないの?
みんな、無駄にめっちゃ重たい図録を買って行くのかな??
そんなに買っていた人いなかったぞ。

展示室の方には、1ページづつ複製が飾られていて、
それはみんなご丁寧に並んで、待って見ているのに、
肝心な日本語訳読まないとかなんで???
意味分かりませんw


③は、「同館より日本に出品される素描点数としては過去最大規模です。」
とのことだけど、「アカデミア美術館」からの出品として、
過去最大規模なだけで、あまり良いものというか…
この2点ぐらいですよ。見応えあるのは。



















けっこう自分的には期待はずれな「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」でした。
2時間ぐらい時間を見ていたのですが、
1時間で見終わりました。
























ってことで、時間も余ったので、
改装してから見ていなかった常設展示もゆっくりと見ることが出来ました。





















「歴史をつなぐ天璋院の用箪笥」
天璋院(てんしょういん)=篤姫(あつひめ)ですね。

かなり良い展示でした。
丁寧に受け継がれて保存されていて、
思いとかそういうのも一緒に展示されている感じがした。

















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