特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
平成館 特別展示室 :2021年4月13日(火) ~ 2021年5月30日(日)
国宝「鳥獣戯画」は、誰もが一度は目にしたことのある、日本絵画史上もっとも有名な作品の一つです。本展では、擬人化した動物たちや人びとの営みを墨一色で躍動的に描いた甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を、会期を通じて一挙公開! また、かつて4巻から分かれた断簡、さらに原本ではすでに失われた場面を留める模本の数々も集結します。あわせて本展では、秘仏として普段は拝観のかなわない重要文化財「明恵上人(みょうえしょうにん)坐像」をはじめとした至宝によって明恵上人の魅力に迫るとともに、高山寺(こうさんじ)選りすぐりの名宝をご紹介します。
※国宝「鳥獣戯画 甲巻」は動く歩道に乗りご覧いただきます。
会期決定のお知らせ
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は2021年4月13日(火)から5月30日(日)までの会期で開催することになりました。
新会期:2021年4月13日(火)~5月30日(日)
旧会期:2020年7月14日(火)~8月30日(日)
※以前お知らせしました通り、本展は新型コロナウィルス感染症の影響に伴い、旧会期の会期を変更することとしておりました。
混雑必須の甲巻を見るための動く歩道が設置。
いやぁ、展示室内にエスカレーター設置とか金かけましたね。
でも、このくらいすぐにペイですかね。
動く歩道は結構快適でした。
グルっと回れば並び直すことができたので、
私は5回程見ました。
内2回は10分ぐらい並んだけど、
3回はほぼ並ばずに済みました。
人数制限もされているし、
展示物自体も少ないこともあり、それなりに混雑はしていたけど、
前回の鳥獣戯画展に比べれば快適でした。
大英博物館展と鳥獣戯画
タイトルが『鳥獣戯画のすべて』なのですが、
後半の高山寺と明恵上人のコーナーってこんなにも場所を取って必要なのか?
という感じがしました。
高山寺はたしかに、鳥獣戯画を守ってきた寺ではあるけど、
鳥獣戯画はもともとここの寺ではないところにあったはずだし。
前回の鳥獣戯画展と同じだし。。。
展覧会自体も延期され、きっと当初予定していた貸し出し品も、
入手できなかったものもあるのかもしれないけど、
時間はあったはず。
もう少し、鳥獣戯画の謎や、失われた断簡などについて、
解説や展示物を充実させても良かったのではないかと思います。
本編を見る前に VR作品『鳥獣戯画 超入門!』を見ておくと楽しめると思うよ!