2015年9月16日水曜日

ボルドー展

ボルドー展 ―美と陶酔の都へ―


単純に、絵画の展覧会なのかと思ったら、
「ボルドー」という都市の歴史の展示だったのですね。




ドラクロワの《ライオン狩り》がこの展示会のメインの作品で、
これが一番の目玉です。




ウジェーヌ・ドラクロワ
《ライオン狩り》

1854-55年
油彩、カンヴァス 175×360 cm
ボルドー美術館
©Musée des Beaux-Arts - Mairie de Bordeaux. Cliché L. Gauthier.
ドラクロワは父親がジロンド県知事を務めた関係でボルドーで幼年期を過ごし、街には今も父と兄の墓が残ります。この作品は1855年のパリ万博のために政府の注文で制作され、展覧会終了後、ボルドー美術館へ送られました。不運にも1870年の美術館の火災で大きな損傷を受け、画面の一部を失いましたが、その迫力は決して損なわれていません。人と猛獣の戦いを通じ、ほとばしる自然の生命力に対する畏怖や憧れが画家独自の雄渾な筆遣いで描き出された本作品は、ドラクロワの画業の集大成にふさわしい傑作です。


オディロン・ルドン
《ライオン狩り》(ドラクロワ作品に基づく模写)


















オディロン・ルドン
《ライオン狩り》(ドラクロワ作品に基づく模写)

1860-70年
油彩、カンヴァス 46×55.6cm
オルセー美術館(ボルドー美術館へ寄託)
©Musée des Beaux-Arts - Mairie de Bordeaux. Cliché F. Deval.
パリとボルドーを行き来していた画学生時代のルドンがボルドー美術館のドラクロワの《ライオン狩り》を模写した作品です。火災に遭う前のドラクロワ作品の完全な構図を伝える貴重な記録であるとともに、ふたりの関係を示す興味深い一枚でもあります。

ルドン! グッジョブ!!!!!

その一言のみ!



















ピエール・ナルシス・ゲランの《フェードルとイポリット》

目をひく絵だと思ったら、ドラクロアの師匠でした。

知らずに見ていたんだけど、
この作品も目玉だったのですね。そりゃそーだ。

この3作品くらいでした。目を引いたのは。

ワイン好きさんがたには、
もっと違った楽しみ方が出来たんだろうなーと。















この日は、常設展が無料の日でした。
何点か、新しく所蔵された作品も展示されていました。


没後50年 ル・コルビュジエ ― 女性と海 大成建設コレクションより

ル・コルビュジエと言えば、この国立西洋美術館を設計した方ですが、
普通に絵も書いていたんですね。
知らなかったです。

コンドルもそうだけど、
建築で有名だけど絵もちゃんと描けるというか、
画の才能もなくては、設計も出来ないってことなんでしょうかね。

好きな感じの画ではなかったけども。

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