2015年7月1日水曜日

東京見仏ツアー

東京見仏ツアー

まずは九品仏駅から

九品仏浄真寺






































境内も広くて、楓の新緑が綺麗だった。
秋には紅葉が綺麗だろうな。
















目黒に移動。
 「目黒のらかんさん」として親しまれている当寺の羅漢像は、元禄時代に松雲元慶禅師が、江戸の町を托鉢して集めた浄財をもとに、十数年の歳月をかけて作りあげたものです。五百体以上の群像が完成してからもう三百年の星霜を重ね、現在は東京都重要文化財に指定されています。(現存305体)
 天恩山五百羅漢寺はもともと本所五ツ目(現在の江東区大島)に創建され、五代将軍綱吉さらに八代将軍吉宗の援助を得て繁栄を誇り、「本所のらかんさん」として人びとの人気を集めていました。
















羅漢堂のいちばん最後に、
悪夢を食べてくれる獏像があるのですが、
凄い迫力でした。

拾い物。























お言葉のチョイスのセンス…。
なぞ。

















移動しまして、大圓寺


以前、一度来たことがあるのですが、
その時は知らずにスルーしてしまったのですが、
釈迦堂ってのがありまして、
以前は国宝だった清涼寺式釈迦像模刻の中では最も古いとされている、
「生身釈迦如来像」が安置されているんですって。

で、ご開帳日が決まっていまして、
本来なら扉が開いていない日だったのです。

だったのですが、行ったら開いてる…。
なんで????

とりあえず、ラッキー!と思って、
参拝の列に並んで待っていると、
どうも、何かの団体さん(たぶん檀家さんとか、講とかの方なのかなー)
のために特別にご開帳していたところだったらしく、
とりあえず並んでいた方たちだけは、
参拝させてくれたのですが、
その後すぐに扉を閉じてしまいました。

まじ、ラッキーとしか言いようがない。ありがたい。


↓扉閉めるの待ちの僧侶。
























東京都指定有形文化財の「大円寺石仏群」ってのもありまして、
その中に、明らかに石の質感、色が違うものがまぎれているんです。
赤ん坊を抱く母親の姿など、何体か、マリア様を思わせるような、
女性のものがあるんですね。

この辺りには、隠れキリシタンが居たのではないか?
と言われているそうです。

このかたのブログがとても詳しいので参考に。
とおくの細道 東京散歩 目黒界隈 (3)行人坂-山手通り-権之助坂 C.大圓寺 Ⅱ.五百羅漢像の謎






















移動しまして、中井出世不動尊

















なんとこの小さなお寺には、
円空作の不動尊像が祀られていて、
お不動様の縁日である、毎月28日午後に開帳されるのです。
新宿区有形文化財に指定されていて、
都内で実際に信仰されている円空仏としては唯一のものだそう。
めっちゃ近くで円空のお不動様を拝めます。

で、たまたま通りかかった近くにお住まいと思われる方が、
普段は閉まっているので、開いているところを始めてみたらしく、
「なんで開いてるの〜??」と不思議がっていました。

この日は28日の日曜日だったので、
結構ちょこちょこと人が訪れていたようです。

住宅街にひっそりと…って感じなのでビックリですね。


















移動しまして、護国寺へ。
















この前の道は結構通っていたのですが、
初めて参拝してみました。

んで、隣にある「日大豊山」がなんで
「豊山」なのかがようやく分かりました。
「豊山派」から来ているんですね。


本堂の内陣左側の座敷に、
「出山釈迦像」が居るのですが、
これが、現存する「出山釈迦像」のなかでも、
いちばんガリガリってことで有名?らしいです。
確かに鬼気迫る感じ。

拾い物。





















この座敷は、普段は柵が張られていて中に入れないのですが、
なんやかんやありまして、
お坊さんに開けてもらい、
中に入らせていただき、説明もしてもらいました。

「これでがっぽり稼いだ」らしいです。はい。




「拝観謝絶」。こわい。










護国寺のにゃんこたち。


























ん??なんか落ちてる。


















ご、み、? なんかもふもふで丸いのがふたつ…。






にゃ、にゃんこ!!
















仲良く並んで寝ていてめっちゃかわいい。




こんな感じで、
都内の、知らないだけで本当は凄いお寺巡りでした。
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