2015年12月8日火曜日

三井家伝世の至宝と貨幣博物館

11/21にリニューアルオープンしたばかりの貨幣博物館へ。

日銀本店のお隣ですね。

リニューアルオープン記念テーマ展
「19世紀日本の風景:錦絵にみる経済と世相 -米国FRBに於ける美術品展示会の錦絵より-」
 日本銀行金融研究所貨幣博物館では、11月21日(土)からのリニューアルオープンにあたり、下記のとおりテーマ展「19世紀日本の風景:錦絵にみる経済と世相-米国FRBに於ける美術品展示会の錦絵より-」を開催いたします。
 米国FRB(連邦準備制度理事会)では、1989年以降、秋のIMF・世銀総会時に、外国の中央銀行一先と共催のかたちで、各国の美術品展示会を米国・ワシントンD.C.にあるFRBの本館内で行っています。
 昨年秋の11回目の展示会には、アジアから初めて日本銀行が参加し、貨幣博物館の所蔵資料の中から46点を出展しました。錦絵でみる幕末から日本銀行設立までの貨幣・経済史や、芝居絵などのわが国独特の風俗・文化、さらには大黒天など幸福と富を願う縁起物など、厳選された錦絵の展示会は大変な盛況でした。今回は、貨幣博物館リニューアルを記念し、展示会に出展した錦絵の中から前期・後期あわせて18点を展示いたします。
 貨幣博物館30年の歴史で初めて海を渡った錦絵の魅力を、実感していただければ幸いです。
 【開催期間】 2015年11月21日(土)~2016年2月14日(日)
         ※資料保護のため前後期で展示替
       <前期:11月21日~12月27日、後期:1月5日~2月14日>
















老若男女、かなり多くの人がいました。
無料だしね。

錦絵は、保存状態が良すぎて、
なんだか偽物みたいな感じがするほどでした。


博物館グッズがなかなかよかったです。
お金持ちになれそうな感じでした。
写真撮影禁止だし、サイトに載っていないのが残念。
なんと、グッズ用の自販機がありましたよ。

スタンプを押せたり、
一億円を持ち上げられたり、
ゲームがあったりと、
お子様が楽しみながら学べる博物館になっていました。



















〜移動〜

三井家伝世の至宝

平成27年度は、公益財団法人三井文庫が、昭和40年5月14日に財団法人として東京都中野区上高田に開設してから50周年の年に当たります。また、同財団の博物館類似施設であった三井文庫別館が、平成17年10月8日に中央区日本橋室町の三井本館7階に移転し、三井記念美術館として開館してから10周年の年でもあります。
この記念すべき年度として、当美術館では春季と年末年始の2回にわけて記念特別展を開催する運びとなりました。春季の記念特別展Iでは、「三井の文化と歴史」と題し、前期に「茶の湯の名品」、後期に「日本屈指の経営史料が語る 三井の350年」を開催し、それぞれ1万人を超える来館者があり、好評の内に終了することができました。
これに引き続き記念特別展IIでは、「三井家伝世の至宝」を開催します。この展覧会では、館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・博物館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。
















「これでもかーー!」
と三井のすごさを見せつけられる展示です。

国宝も重文も、惜しげも無く公開です。

作品画像
国宝 熊野御幸記 藤原定家筆

1巻 鎌倉時代・建仁元年(1201) 三井記念美術館蔵

藤原定家が後鳥羽上皇の熊野三山参詣に随行した際の記録。10月5日から23日間、京都鳥羽から淀川を下り、熊野古道をたどって本宮・新宮・那智の三山をめぐり、帰京するまでを記録している。北三井家旧蔵。

これ、身震いしました。
全文読めたらいいのに…。


国宝の短刀、「無銘正宗 名物日向正宗」も、
重文の能面の数々も、まぁすごいです。

能面の「不動」は、血の跡がついてるそうで、
面がはずれなくなったという、
肉付きの面の言い伝えのが説明文で書かれていて、
もう、推理小説の世界ですよ。
浅見光彦シリーズの「天河伝説殺人事件」ですよ。



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