2016年3月12日土曜日

カラヴァッジョ展

カラヴァッジョ展 CARAVAGGIO 









美術展での顔ハメはやりすぎ。













今日は春休み中だからだと思いますが、若い方が多かった。

グエルチーノも2点出展されていてお得。

人物の表情の表現の豊かさには見入ってしまいます。

銃刀所持で逮捕は数え切れず、
殺人事件起こすとか、
最後は高熱で死亡とか、
カラヴァッジョ自身の経歴というか、破天荒さは面白すぎます。



















カラヴァッジョ 《女占い師》
1597年頃、油彩/カンヴァス、ローマ、カピトリーノ絵画館

この《女占い師》はほぼ同じ構図の絵がルーブル美術館にあるんですね。






印象的な作品、
例えば、
「果物籠を持つ少年」70 ×67














「バッカス」95 ×85














「法悦のマグダラのマリア」107.5 ×98














これらって、正方形に近いんですよね。
今の標準のキャンバスのサイズはこんな感じ

なんだかInstagramを思わせるというか、
そもそもInstagramは、
ポラロイドカメラのサイズが正方形に近かったので、
敬意を払ってことなんだけど、
もともと人間って、
正方形に切り取られたものに惹かれるのかもしれないですね。




おまけ。

タンツィオ・ダ・ヴァラッロ作
『長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教』(ミラノ・ブレラ絵画館蔵)




















聞き伝えられたことをもとに書かれたそうなんだけど、

日本二十六聖人
日本二十六聖人(にほんにじゅうろくせいじん)は、1597年2月5日慶長元年12月19日)、豊臣秀吉の命令によって長崎の刑に処された26人のカトリック信者。日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令による処刑が行われたのはこれが初めてであった。この出来事を「二十六聖人の殉教」という。26人は後にカトリック教会によって聖人の列に加えられたため、彼らは「日本二十六聖人」と呼ばれることになった。

長崎に行った時に「日本二十六聖人殉教地」には行っております。
長崎の旅 ⑨ 5日目 前半 三菱造船所 15/3/26


日本なのに、縛り上げている人がどう見ても日本人じゃないし…。
鉄兜かぶってるし…。
6名の外国人宣教師と20名の日本人信徒」なのに、
縛り上げられている人の中にも日本人らしき人いないし…。
平たい顔族だし、赤いパンツなんてはかないし…。

と、変なところにツッコミを入れてしまいましたが、
名画は名画です。


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