2017年5月3日水曜日

吉見百穴と軍需工場跡


埼玉にある吉見百穴と軍需工場跡に行ってきた。

初めて東武東上線に乗ったんだけど、
JRの武蔵野線的な雰囲気。

昼間っから酒臭いおじさんが乗っている的な。


東松山駅を降りて、
バスのロータリーから3番乗り場、
鴻巣免許センター行きに乗ります。

15分に一本ぐらいは出てた。

帰りの夕方は本数少なめなので注意。



菜の花がのどかー。






















百穴の近くの岩室観音堂












なんかすげーです。

圧がすごい。






















弘法大使はいろんなところで、
いろんなものを彫ってるなー。


































お堂の後ろは崖になっていて、
一応、登れるようになっているので、
たぶん、ここからも松山城跡にいけるんじゃないかと。










体内くぐりがありまして、
ハート形っぽく、岩に穴が開いてます。

安産祈願になるみたいなんですけど、
ここを妊婦にくぐらせるの危ない気がするよ。










一応、登るために鎖がついているんだけど、
つるっんといきそうでこえーよ。




















で、この隣というか並びに
巌窟ホテル・高壮館 と言う、
廃墟というか、ヤバいものがあります。

写真は、上手くとれるようなところがなくって無しです。
すでに、廃墟度が増してしまって、
入るどころか、近くに行ってもよくわからない状態になってきています。





ってことで、ちゃんと観光地化されている百穴へ。
大人300円。






















まずは、埋蔵文化財センターを見学。

歴史とかいろいろ、子供も分かりやすい感じで展示してあります。





















で、百穴。






















でも、まずは軍需工場跡の洞窟へ。

















吉見百穴の地下、と言うか地面の部分なんですけど、
そこに太平洋戦争中に中島飛行機(現・富士重工)の地下軍需工場を建設するため、
トンネルが掘られたのです。
この工場を掘るために、何個か百穴の穴が壊されたそうです。

一応、軍需トンネルは現在では2箇所入り口が解放されていますが、
ぐるっと一回りしたところ、
他にも何箇所か柵で封鎖されている入り口らしき穴がありました。



見学できる部分は全体の一部のみ。






















塩かなー??
壁に白い結晶が。











まぁ、中は綺麗にされてしまっているので、
ただの洞窟的な感じですね。

扉とかもないし、要塞的な感じではないです。




























ここは、関東の平野部では珍しい、
ヒカリゴケもあります。

でも、少し時期が早かったみたいで、
多少光ってはいたけれど、
あまり繁殖はしていませんでした。

前は、2カ所見れるようになっている穴があったのですが、
(古い案内図には記載がある)
コケが見られなくなってしまったために、
1カ所は金網で封鎖されていました。

温暖化の影響だそうです。















それでは、百穴の方を。


















何箇所か、穴の中に入れる。




















百穴を登って一番上の展望台的なところに小屋が建っていて、
そこにタケノコが売っていた。

多分この土地の方が売ってるんだと思うけど、
なんで山の上なの?
下に持ってきて売ってくれればいいのに、
何か規制されているんだろうか。

安いし欲しかったけど、さすがに無理だ。

車で来ている人とかはいいと思うけど。












で、見学ルートではないところをぐるりと。












閉鎖された洞窟跡が何カ所か。




























埋蔵文化財センターで埴輪作りを体験してきた。

なんと500円!

2時間ちょっとかかって埴輪2つと、
残りの粘土で変な耳の子を。

乾かしたあとに焼いて、着払いで送付してくれる。
一ヶ月半くらいかかる。













敷地内に売店が二つ。

片方は食事ができる。

もう片方は、百穴の出土品や、発掘当時の写真などが掲示されています。
こっちの大澤売店は、ここの地主さんだそう。
だから、出土品とかを持っているんですって。


















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