2020年3月8日日曜日

ピーター・ドイグ展






ピーター・ドイグ展
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
会期:2020年2月26日(水)~6月14日(日)




イギリスが誇る現代の「画家の中の画家」、日本初個展


ピーター・ドイグ(1959-)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われています。

彼は、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて絵画を制作してきました。

私たちが彼の作品に不思議と魅せられるのは、どこかで見たことのあるようなイメージを用いながらも、全く見たことのない世界を見せてくれるからだと言えるでしょう。

本展は、ピーター・ドイグの初期作から最新作までを紹介する待望の日本初個展です。絵画から広がる想像の旅へみなさんをお連れします。





ピーター・ドイグとは

1959年、スコットランドのエジンバラ生まれ。カリブ海の島国トリニダード・トバゴとカナダで育ち、1990年、ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。1994年、ターナー賞にノミネート。2002年よりポート・オブ・スペイン(トリニダード・トバゴ)に拠点を移す。

テート(ロンドン)、パリ市立近代美術館、スコットランド国立美術館(エジンバラ)、バイエラー財団(バーゼル)、分離派会館(ウィーン)など、世界的に有名な美術館で個展を開催。

同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与え、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。



この展覧会も、
近代美術館で以前開催した、
「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」の
ヤゲオ財団コレクションでしたか。

取引額も情熱も「桁違い」 世界のトップ・アートコレクターたち 
https://forbesjapan.com/articles/detail/16437

台湾のトップコレクターのコレクションが一堂に会した「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクション」 
https://asia.tomosha.com/asia/5829





ヤゲオ財団とは。
台湾資本の大手電子部品メーカー、ヤゲオ・コーポレーションのCEOを務めるピエール・チェン(Pierre ChenまたはChen Tai-ming)と家族、そしてヤゲオ・コーポレーションからの寄付金によって創立された非営利の組織である。




  

















音声ガイドはあるんだけど、
出品リストが用意されていなくて、
もしかして、音声ガイドを借りれば説明があったのかもしれないけど。


この2点が並べられて展示されていて、
最初分からなくって、見直して分かったw












湖に浮かんだボートの上で死んでる?人。





















パトカーと、頭をかかえる警官??






両者目線の作品ってことでいいのかしらん??









メインビジュアルになっているこれ、すっげーすてき。


















《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》2000-02年 シカゴ美術館蔵




























スタジオフィルムクラブとは、ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年より始めた映画の上映会です。ポート・オブ・スペインのドイグのスタジオで定期的に開催されています。誰でも無料で参加することが可能で、映画が終われば上映作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりする。一種の文化的サロンのようなコミュニティの形成を目的としたプロジェクトです。
この一連のドローイングは素早く描かれ、建物を共有している人々や近隣住人に上映会を周知するために掲出されました。ドイグがロンドンで親しんできたいわゆる名画座やミニシアターに着想を得て、過去の名作や粒よりの映画が上映作品として選ばれています。 



日本の映画のポスターもたくさん。










「初期の作品が好きです」としか言いようがない。



最近の作品は「なんでこうなった?」って感じです。




常設展も。

リヒターが展示してあってびっくり。
購入したのかと思いきや、寄託 。

ワコウ・ワークス・オブ・アートのものかなー?

1室  ゲルハルト・リヒター
シルス・マリア
2003
油彩・キャンバス
寄託
2020/02/11~2020/06/14





















初めて見たけど強烈。

古沢岩美 1912 - 2000
FURUSAWA, Iwami
作品詳細
絵画 : 油彩その他
餓鬼
昭和27年 油彩・キャンバス・額・1面 289.5×205.0
左下に署名、年記
1回日本国際美術展(東京都美術館 1952)
昭和46年度 作者 寄贈 O00610
東京国立近代美術館




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