2020年3月4日(水)~15日(日)
場所日本橋高島屋S.C.本館
コロナの影響で、急患が相次いでいる美術館がほとんどですが、
ここは開いてた!
といいますか、会期も10日しかないし、
やるしかなかったんだと思う。
地方に巡回の予定だったけど、そちらはキャンセルになってしまったしね。
会場内は加湿器もかなりの数が用意されていたし、
なにより、日曜日にいったのだけれども、
鑑賞するのにほぼストレスない状態くらいの人出でした。
ユトリロとヴァラドン展も見に行きましたが、
静かな風景で、一見動きがない絵なのに、
アンバランスな建物のせいで、見ている側が少し不安になるというか、
心が動いてくる絵だなと。
ゴッホもそうだけど、不安定要素のある人の絵って、
見ているこちらもふわっとなってしまう。
前半は個人蔵の作品が展示されていて、
後半部分は八木ファインアート・コレクションで構成されていて、
後半の八木さんコレクションが、
「白の時代」といわれるころの作品が多数でした。
わたしは、 「白の時代」の絵はそんなに好きじゃなくて、
世間的には「八木さんセンスある」とか言われているけど、
違う時代の絵をもっと買えばよかったのに…とか思ってしまうよw
展示点数もかなり多くて、
デパートの美術展としてはなかなかではなかろうかと思います。
本当に地方巡回がなくなってしまったのはもったいないなと。