2017年5月27日土曜日

EUフィルムデーズ2017  いつまでも一緒に


今年もEUフィルムデーズ。


いつまでも一緒に
リトアニア
原題: Amžinai Kartu
英語タイトル: Together For Ever
監督: リナ・ルジーテ
製作年: 2016年
上映時間: 88分
製作国: リトアニア、ルーマニア
言語: リトアニア語、ロシア語(日本語字幕)
ジャンル:ドラマ、スリラー
上映フォーマット: DCP
両親と娘の一見普通の3人家族。同じ家で暮らしているのに、それぞれが自分の世界に住んでいるかのよう。外科医の母とB級映画のスタントマンとして長期間家を空ける父。ほとんどの時間を独りで過ごす娘は虚言癖がある。互いに理解し合おうという意志さえも感じられないこの家族の間で、他愛のない嘘が深い傷を生み、とある事件をきっかけに母は家族を再び一つにしようと決心する。深い孤独を抱える3人は打ち解けていくことができるのか…。





















上映前にリトアニア大使館の大使と、監督さんのご挨拶。



















上映後にQ&A

20分弱くらいしか時間がなくて短すぎかなと。

















監督さんは女性で、すごく若くて、
1985年ヴィリニュス生まれ。

今まではドキュメンタリーと短編映画を撮ってきていて、
長編映画は今回のこの作品が初。

当初、タイトルはTogether For Everではなくて、
「Do you love me」。

話の中に出てくる「アゼルバイジャン」は、
特にそこで映画がたくさん作られているとかってわけじゃなくて、
「アゼルバイジャン」のような、
遠く、あまり馴染みがないようなところにしか仕事がないと言う
意味をもたせたかったからとのこと。




正直いうと、あまり面白くなかったかな。

主人公の「妻」と「夫」と「その子供」がメイン。
妻の職業が医師、夫がB級映画のスタントマン、子供は小学生?かな、
なわけですが、医師もスタントマンも、生と死が隣り合わせの職業で、
それを対比として描きたくてこの職業なんだろうってのはわかったんだけど、
なぜこの二人が夫婦になり、
今、離婚の危機に面しているのかってのが、全くわからない。
「哲学の学位をもっているのにスタントマンなんか」
的な表現があって、そこで初めて「夫」のバックボーンが明らかになるだけで、
全くもって二人がどうして夫婦になったのかとか、
どこに惹かれて夫婦になって、どこが好きなのかってのが、全く読み取れなかった。
ちゃんと、設定はあったのだろうか?
その辺が読み取れない。読み取れた人いるのかな?
そのへんのヒントが少しでも物語の中に描かれていたら、
もっと深い話になっただろうにって思った。



2017年5月19日金曜日

3331 Art Fair– Prime Pick


3331 Art Fair– Prime Pick : Contemporary Art Galleries 2017 –
会期:2017年5月19日(金) – 5月21日(日)

開場時間
5月19日(金)13:00-20:00
5月20日(土)11:00-20:00
5月21日(日)10:30-17:00
オープニングイベント(ご招待者のみ)

5月19日(金)
11:00〜13:00 オープニングプレビュー
20:00〜22:00 オープニングレセプションパーティー


会場:アーツ千代田 3331 2階 体育館 他
料金(体育館エリア): 一般1,000 円、シニア・学生 800 円、ペアチケット1,600 円、高校生以下・障害者 無料

※いずれも1日券。当日に限り再入場可。
※入場済チケット提示で、以後1日700円で再入場可能
※教室エリア無料
主催:3331 Arts Chiyoda





トークイベント「芸術性と市場性」
2017年5月19日(金) 18:30-20:00
2階体育館ステージ(アートフェア会場内) 無料
※要体育館エリアチケット ※お席は会場にお越し頂いた順にご案内いたします
登壇者
山本 豊津(東京画廊 代表取締役社長)
佐藤 裕久(株式会社バルニバービ 代表取締役社長)
中村 政人(アーティスト/アーツ千代田3331 統括ディレクター)
アーティストのオルタナティブな精神が作り出す展覧会やアートプロジェクトの現場と、コマーシャルギャラリーを中心としたアートマーケットの現場。それぞれが掲げる芸術性と市場性というテーマに対し、ギャラリスト、コレクター、アーティストとしての目線から、両者の間にある現象や課題、可能性を浮き彫りにしていきます。





















1000円出して、わざわざ見に行くものでもなかったなーと。
規模が小さすぎ。これで1000円取るのか〜〜〜〜。

有料の体育館エリアよりも、
無料で観れるところの方が、私的には
「良いんじゃない?」
と思うような作品があったんじゃないかと。

作品を買いたいと思うようなアーティストも、
興味を引くアーティストも残念ながらいなかったよ。





以下、無料で観られるところ。




”NAOKI drawings @ sagacho archives” 展
























栗原良彰個展「コンパニオンバード」

この展示は、3331 Art Fair– Prime Pickとは関係ないみたいだけど、
18:00までだったはずなのにやっていたので、
多分、合わせて開館時間を伸ばしていたみたい。


ワンカメの映像なので、
シンプルな構図なんだけど、
以外とお金かかってんだろうな、
ってことやってんなって感じの映像でした。








2017年5月15日月曜日

まなざしの洋画史とベルギー奇想の系譜

栃木県立美術館 - 企画展 [まなざしの洋画史]



「茨城県近代美術館、いいのもってんなー」が感想です。
























〜移動〜




ベルギー奇想の系譜展|ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで


宇都宮美術館にちょー久々に。
開館当時に何度か行ったきりな気がする。

それにしても、駐車場から建物までが遠い!









結構面白かった。
地方の企画展としてはかなり頑張っていると思う。

マグリットの「大家族」も持っているし、
宇都宮美術館が主体で企画した展覧会ってことでいいのかなー?

でも、

「ベルギー幻想美術館 - クノップフからデルヴォー、マグリットまで 
- 姫路市立美術館所蔵」
近代ヨーロッパの美術界の中で、ベルギーにおいては19世紀後半から20世紀にかけて、心の奥の世界を描き出した象徴主義、夢や無意識の世界を描き出したシュルレアリスムの優れた画家たちが登場し、幻想美術と呼ぶべき系譜を生み出しました。本展覧会は、姫路市立美術館が所蔵する、日本最大級の質と規模のベルギー美術コレクションから、19世紀末のフェルナン・クノップフ、ジャン・デルヴィル、ジェームズ・アンソールらから20世紀のポール・デルヴォー、ルネ・マグリットまでの油彩、素描、版画などにより構成され、まれにみる濃密な展開を示したベルギー近代美術のハイライトを紹介します。

ってのをBunkamuraで2009年にやってるのね。

これを「奇想」をテーマに焼き直した感じか?
この時に展示されたものと同じ作品もあるみたいだし。





適当に行ったんだけど、
ちょうど学芸員さんのギャラリートークの時間だったので、
1時間ほど参加したんだけど、
見方とか作品の意図とかの説明を受けながら見たら、
やっぱりかなり面白いなーと。



James Ensor(ジェームズ アンソール)ってアーティストの作品を、
たぶん初めて見たんだけど、かなりヘタウマで面白い。

学芸員さんも結構押してた。


しりあがり寿っぽいっていうか、
しりあがり寿がアンソールっぽいんですな。



「私、私の色と私の特徴」





















東京はBunkamuraでの開催なので、
作品数は以外と多かったのですが、
大きい作品があまりないので、
規模的に小さく感じるかもしれないなーと。

バベルの塔展」は見ておいたほうが、
つながりがあって面白いと思う。







グッズ。



















フィギュア、ほしかったけど高いし、何となく出来がいまいちだった。

2017年5月13日土曜日

長畑百穴と瓦塚古墳


長畑百穴を見てきた。

昔からよく通る道路だし、普通に普段から見ていたので、
ちゃんと見に行くってことをしていなかったんだけど、
先日、吉見百穴に行って、
こっちもちゃんと見ておかなくちゃなーと思って行ってきた。

横穴墓形式の古墳は、結構たくさんあるけど、
「百穴(ひゃくあな)」って名が付いているのは、
吉見とここ長岡だけっぽいですね。

あと、滋賀県に百穴古墳群(ひゃっけこふんぐん)ってのがあるみたい。
でも、ここは横穴墓でなくて、横穴石棺式ってことみたいですね。



百穴の目の前に、駐車場もちゃんとあったよ。

























一番上まで登ってみたら、祠があった。



















ちょうど、ツツジがいい感じでした。


























ここは、敷地内に公民館があって、
裏手にトイレもちゃんとありました。























ついでなので、長畑百穴の近くの瓦塚古墳へ。

調べてみたら、埼玉にも同じ名前の古墳があるようで、
そっちは、結構ちゃんと前方後円墳の形がわかりますね。























結構な山登りをしてたどり着きましたが、
調査後に埋め戻されているので、
単純に、こんもりしているだけでしたw



散策コースになっているみたいですね。
























すぐ隣に、一応、
石室が露出しているところがありました。

でも、さらされ続けて、看板はないし、
これなんだかわからない状態だよね。


















このかたのサイトが分かりやすいですー。
http://kofunnomori.web.fc2.com/tochigi/utsunomiya/kawarazuka.htm


2017年5月12日金曜日

湯西川に行ってきた 後編 湯西川ダックツアー

湯西川に行ってきた 前編 平家狩人村

狩人村と、「平家の里」っていう、
ちゃんとした観光施設を見てこようと思っていたんだけど、
入るまえに駐車場で検索しなおしていたら、
最終の「ダックツアー」に間に合いそうだったので、
500円出して平家の里を見るよりもこっちのがいいかー
と思って、いそいで、ダックツアーの受付がある、湯西川・水の郷へ。

最終便の50分ぐらい前、14:00くらいに着いて、
「予約ないんですけどー」
って聞いてみたら、ぎりOKでしたー。

「4便 14:50発 B」ってやつです。

この後、すぐに満員になったっぽい。




焼き湯葉 300円。
これ美味しかった!
しかも300円は安いと思う。




















時間もあったので、出発まで足湯。










時間になったので、バスに乗り込みます。

「B」ってやつは、
バスでダムまで行って、見学して、
ダムの見学後に水陸両用バスに乗り、
そのままダム湖へ。
ダム湖から上がったら、そのまま水陸両用バスで、
水の郷まで戻るってコースでした。





















早速湯西川ダムの見学へ。





















「この場所まで降りて見学できるのは、
ダックツアーでだけ」
って言ってたけど、本当かなー。

もちろん、普通にはこの場所には来られないけど、
何かしら見学ツアーはありそうな気がする。

社会科見学とかそんなのでの予約なら開けてくれそう。



























放水のところ。虹が出てる。
昔のダムみたいな感じじゃないのね。

ドバーっと出てなくて、なんだかスマート、コンパクト。















ダムの見学が終わりまして、
ここで水陸両用バスに乗り込みます。
























ダム湖への入り口は、塀があって、
ダックツアーの係りの人が待ち受けていて鍵を開けてくれます。























さて、いよいよダム湖にドボ〜〜んします。





















スプラッシュ イン ジャパーーーン!!
だそうです。

















20分ぐらい周遊。





















ダム湖川からも、湯西川ダムを。












































さて、周遊も終わり、上陸です。














上陸後は、水の郷までこのまま爆走です。

湖に入るのも楽しかったけど、
トンネルの中を、窓のない水陸両用バスで走り抜けるのが、
スッゲー楽しかったです。
ジェットコースターに乗ってるみたい。


料金ですが、最初、3000円で少し高いなーと思っていたけど、
この水陸両用バス、日本製で、作るのに億かかっているってことだし、
乗れるのも最大46人、子供も1席必要だし、
子供料金になってしまうと売る上げ下がるし、
冬はツアーできないし、
多分、全席満席になるのは土日祝日だけだろうし、
そう考えると、かなり良心的なんじゃなかろうかと。


ちなみに、この水陸両用バスを運転するには、
バス用の大型二種免許と、船舶免許、両方とも持っている必要があるそうです。

そりゃそうよねー。



















ってことで、
水の郷に戻ったら、お店は全部閉まっていましたw

温泉施設の方は空いていたので、
そっちのお手洗いをお借りして、帰りました〜。





湯西川に行ってきた 前編 平家狩人村
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