2015年10月20日火曜日

秋の夜長にダークスカイ・トーク 10/18

10/3に行った、秋の夜長にダークスカイ・トークの第二弾。

●第2夜:10月18日(日) テーマ「闇」
 講演1 「蛍と日本の暗闇」 小原 玲氏(動物写真家)
 『日本の蛍の生息地で「高く飛ぶ蛍」が減ってきています。ホタルの語源は「星が垂れる」の説もあり、本来は星に向かって行くかのように高く飛びます。それが、街が明るくなり、高く飛ぶ事ができなくなっています。』
 講演2 「闇遊びの国、日本」 中野 純氏(体験作家、闇歩きガイド)
 『昔の日本人は、夜の山登りをはじめ、さまざまな闇遊びを楽しんでいました。怖いはずの闇になぜ親んだのか、その秘密を探ります。』
 座談会(進行役:冨澤奏子氏)





















まずは小原さん。

テレ朝の「マツコ&有吉の怒り新党」に出演してたのを見て知ったわけですが、
お話は凄く面白かった。

発達障害のお子さんがいるそうで、
その子を通して、いろいろと感じているって話とか。

蛍の生息地について。
蛍の密度じゃない。いっぱい居るからじゃない。
分布の広さが大切。

「蛍まつり」は…。
人間が見やすい所の蛍。
本当に蛍が住みやすい場所は、人間が蛍を見やすい場所じゃない。

あと、小原さんの蛍写真は、
背景と蛍が飛んでいる写真を重ねているそうです。
蛍が飛んでいる暗さでは、背景が映らず、
どういった状況で、どういう場所で飛んでいるかが分からないから。








続いて中野さん。

プロフィール写真と印象が全然違う。

浮世絵に見る夜のレジャーなんかを紹介してくれた。
蛍狩りの浮世絵とか。
月見の船遊びとか。

昔から日本人は夜遊びを楽しんでいたって話。






そして座談会。

進行役の冨澤奏子さんは、
スポンサーのThe Zoological Lighting Instituteのかたでした。

お二人は初対面っぽかった。

お互いに、お互いのトークについて思ったことなどを。

その中で、
中野さんのトークの際に、
蛍狩りの浮世絵の中の登場人物の一人が、
何をやっているのかが不明だって話をしていたのですが、
そのことついて、小原さんが解説をして、
中野さんが疑問だったことが解けるってシーンも。



















参加者がとっても少なかったのが残念。
もう少し、宣伝した方が良いのではないかなーと。
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