金曜夜間にしては混んでいました。
人の入りが途切れない感じ。
でも、見られないわけじゃないです。
「印象日の出」のところだけ、並ぶようになっていたのですが、
ほぼ並ぶこともなく、係の人が「立ち止まらないで」とは言っていますが、
多少は止まっても大丈夫な感じ。
展示の仕方も、「睡蓮」仕様なんでしょうか、
広くスペースがとられていたので、窮屈さもなく、
展示数も多くないので、案外、あっさりと見られました。
目玉は、
「印象 日の出」なのですが・・・。
「印象 日の出」を照らしている照明だけ、
他の画と違う物が使われていたんですよ。
サーチライトっぽくて、2つライトが並んでいて、
額からはみ出ないように、
画の部分にだけ光が当たるように調整しているみたいでした。
で、遠くから見ると、太陽が蛍光のオレンジっぽく見えるんです。
太陽がキラキラ発色している感じ。
もとの色彩が分からないの…。
ライト自体にも色が入っているのかなー?
何回か、並びおして、近くから見たんだけど、
額のガラスに反射しちゃって、元が分からない。
モネの色使いやタッチが分からん!
照明に凝りすぎて逆効果みたいな感じになってるように思った。
「日の出」じゃなくて「夕日」みたい。
学芸員さんに、ライトのことを聞いてみた。
「このライトって、特殊な物を使っているのですか?
他の作品のライトとは違うと思うんですけど…」
そしたら、すでに同じ質問をされていた方がいたようで、
「何人かに同じ質問をされまして、企画者とか責任者など、
いろんな所に聞いたのですが、分からないと言うことでした」と…。
「分からない…ですか?ww
それは教えられないと言うことですね??」
と聞いたら、何となく濁されました。
演出しすぎて、良く見せようと考えすぎて、
客のことを、何を目当てで見に来るのかを、
ちょっと忘れてしまったんじゃないかと思えてしまった。