2015年6月22日月曜日

EUフィルムデーズ 2015 『西という希望の地』と警察博物館






















原題: Westen
英語タイトル: West
監督: クリスティアン・シュヴォホー
製作年: 2013年
上映時間: 102分
製作国: ドイツ
言語: ドイツ語、ロシア語(日本語字幕、一部ドイツ語字幕)
ジャンル: ドラマ
上映フォーマット: ブルーレイ


1970年代、東ドイツの科学者ネリーはロシア人ワシリーとのあいだに息子アレクセイをもうけていた。ワシリーの突然の死から3年、ネリーは偽装結婚により西ベルリンにのがれる。しかし緊急受け入れ収容所で待っていたのは米国情報機関による連日の尋問。ネリーは西側で自由になるどころか、新たに監視下に置かれていることに気づく。ユーリア・フランクの実体験に基づいた小説 『Lagerfeuer』(2003)を、東ドイツ出身のシュヴォホー監督が映画化。主演のイェルディス・トリーベルはドイツ映画賞主演女優賞を受賞。


1960年代、東ドイツに暮らすネリーはロシア人ワシリーとのあいだに息子アレクセイをもうけていた。ワシリーの突然の死から3年、ネリーは西側の男性との偽装結婚によって出国許可を得る。母子を待っていたのは、西ベルリンの緊急受け入れ収容所での生活だった。ネリーは連日米国情報機関の尋問を受けるのだが、彼らの関心はワシリーにあった。かつてシュタージのために働いていた彼は今は西側に寝返り、匿名で暮らしているというのだ。ネリーは西側で自由になるどころか、新たに監視下に置かれていることに気づく。収容所で親切にしてくれるハンスも、シュタージのスパイではないかと疑う。
ユーリア・フランクの実体験に基づいた小説 „Lagerfeuer“』(2003)を、東独生まれの監督シュヴォホーが映画化。主演のトリーベルはドイツ映画賞主演女優賞受賞。
 


意外とソフトな描き方だったように思う。
どちらかというと、権力や体制による抑圧に関する描写が薄くて、
個人に焦点を当てている感じ。
いつの世も、世渡り上手な女が得をするんだなと。

話の要であるかのように描かれていた、
旦那のロシア人ワシリーはどうなったのかが、
結局最後まで分からないという終わり方。

良い結果のなのか、悪い結果なのか…
それすらも示さない終わり方。

こういうテーマのドイツ映画ってそういうものなのかなー。






フィルムセンターの近くにあった、
警察博物館にふらふらっと。

意外と人が沢山いて、人気施設じゃん!って感じ。







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