2016年10月20日木曜日

ドイツ・ベルリンの旅 6 3日目 ベルリン・ホーエンシェーンハウゼン記念館



ホーエンシェーンハウゼン記念館へ向かいます。


Park Inn by Radisson Berlin Alexanderplatzの
正面入り口の方の景色。

























ホテルの目の前のトラム乗り場から、
ホーエンシェーンハウゼン記念館へ向かいます。

この日も友人に案内をお願いしました。



ホーエンシェーンハウゼン記念館は、
私が泊まっている、
Park Inn by Radisson Berlinと、
友人の家と、
△な感じの位置関係になるので、
ホーエンシェーンハウゼン記念館の最寄駅で待ち合わせをすることにしていました。

乗換もないし、迷うこともないしー。


10:30から、英語ですがガイドツアーがあるので、
それに間に合うように向かいます。














M5のトラムで、
Freienwalder Str.駅で10時くらいに待ち合わせにしました。







・・・。


・・・。



























あれっ?


トラムこない。





もしや???

と思って、ぐるっと見渡してみると、
この掲示板の表示が!!



ドイツ語でしか書かれていないので、
急いで写真を撮って、
友人にメッセージ。





私:「これって、もしかしてトラム動かないってことなのかな?」































友人:「あら!そうみたいです!」




どえ~~~。


ホーエンシェーンハウゼン記念館は、
街から離れているしと思って、油断しておった。


友人のおうちも、マラソンコースからは外れているので、
大丈夫かと思いきや、
やっぱり、トラムもSバーンも止まっているということで、
振替用のバスが出るみたいなので、それで向かうとのこと。



まじ、みなさん、ベルリンマラソン気を付けて~。

郊外だけを走る路線以外は、
トラムとバスはすべて夕方まで運休みたいでした。

Sバーンも場所によって動いていません。


大丈夫なのは、地下鉄のUバーンだけです。
http://www.bmw-berlin-marathon.com/veranstaltungswoche/interaktive-karte.html




というわけで、急いでルートを検索しなおして、
このルートで向かうことに。

早めにホテル出ておいてよかったー。





Lichtenbergでの、バスの乗り継ぎが心配だったけど、
ぎりぎり間に合いましたー。
(このバスを逃がしたら10:30に間に合わないところだった)


なんかあせっていて、
後で気が付いたんだけど、
間違って、たぶん2つ前位のバス停で降りてしまっていたみたい。



こんなところで降りた。










全くもって、どっちにいっていいか分からなくって、
人もあまり通っているような道でもなくて、
どうしようかと思ったけど、
自転車に乗ったおっちゃんと、
反対車線でバスを待っていたお兄さんに聞いてみたら、
同じ方向を教えてくれたので、急ぎ足で向かう。








つっ。 着いた。


ベルリン・ホーエンシェーンハウゼン記念館
Gedenkstätte Berlin-Hohenschönhausen


無事に10:00ちょい過ぎくらいに到着。


間に合ったよ・・・。
















































門を入って右奥に、インフォメーションと休憩室、トイレがあります。
トイレは人はいないけど、お皿が置いてありましたので、
50セント入れてきました。


友人がたどり着けたのは結局11時過ぎだったようで、
休憩所でツアーが終わるのを待っていてくれました。


インフォメーションで、10:30からの英語のツアーに参加したいと告げて、
6ユーロを払うと、参加者用のシールをくれるので、
見えるところに貼っておきます。


全部で15人くらい参加者がいました。






最初に、レクチャー室で20分くらい、
ホーエンシェーンハウゼンの歴史などのVTRを、
ドイツ語に英語の字幕で。


そのあと、建物の中に入っていきます。



[発掘の散歩術(56) -「隔絶された場所」ホーエンシェーンハウゼン-] 
5年ほど前にもここを訪れたことがあるが、チケット売り場やショップ、待合室が見違えるように奇麗になっていて驚いた。別館に常設展もあるが、とりわけ価値があるのは、かつて実際に収監されていた人が案内するガイドツアーに参加することだろう。カール・ハインツ・リヒターさんという初老の男性が現れ、我々をまず地下の部屋に連れて行った。



実際に収監されていた方に案内してもらえるのかなーと期待していたけど、
英語のツアーは、若いおねぇさんでした。
若いと言ってもそりゃー、勉強しているので、
丁寧にいろいろと説明してくれましたよ。

私は、10分の1もわからなかったけどw

英語はわからないけど、
やっぱり効率よく案内してもらえるし、
ツアーに参加する意味はあると思う。


カール・ハインツ・リヒターさんかなー?
違う人かなー?
収監されていたんだろうなと思われるお年を召した男性は、
別の学生っぽい団体のガイドをしていました。



新館(新しく増設した監獄)と、
旧館(初期の監獄)があるのですが、
まずは旧館を。





























この施設の中に2部屋しかない「ゴムの部屋」。
天井も床も壁もすべてゴム張り。

暴れようが、わめこうが、音も漏れないし怪我もしない。
自殺もできない真っ暗な部屋。

匂いもあの、ゴムの独特の匂い。

























人間って本当にすげーこと考えるよな・・。






















新館の監獄へ。
























トイレは、一応水洗。

囚人も頭を働かせて、
パイプがつながっているので、
トイレの溜まった水を外に出し、
便座に顔を突っ込んで、
他の部屋の囚人と会話をしていたそうです。





















建物の一番上、3階、4階部分は、
執務室だったり、尋問室だったり。





















野外運動場。
一応、運動場はあります。























護送車。
刑務所の場所は秘密だったので、
窓もない車に詰め込み、
市内をグルグル連れまわして、
方向感覚も距離感もわからなくさせて、
どこか遠くに連れてこられたような感覚にさせます。


















護送車の中。










90分ぐらいのツアーと聞いていたのですが、
終わったのは、12:30くらいでした。


敷地内に刑務所病院もあって、見たかったのですが、
この日は鍵がかかっていました。

HPを見ると、水曜日だけの公開のようですね。
残念。



休憩室で待っていてくれた友人と合流。



記念館として刑務所が公開されている部分は、
この地図の黒い部分。

働いていた秘密警察の方々が住んでいたり、
関連施設があったところ。

今も公開されている建物もあるっぽい。























バス停へ戻ります。

友人に道案内してもらって、
バス停に向かったのですが、
ここで、私は来る時に降りるバス停を
間違っていたことに気がつきましたw





















こちらの建物も関連施設。

不謹慎なのかもしれないけど、なんかもうかっこいい。
中に入りたいよー。























案内板がちゃんと建てられていました。
ここも特別な予約とかすると入れたりするのかな??

























東ドイツっぽい住宅がたくさん。























この後は、この日は日曜日なので
マウアーパークの蚤の市に行きます!

〜つづく〜

ドイツ・ベルリンの旅 もくじ

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