2008年4月14日月曜日

きちじょうじばーどろっぷ 4/11

perfect pop 32


スクラフィーのドラムが脱退した。
サポートドラムは
元ギターベイダー 現ニュートリノ 



一ヶ月前に知った。
なんとなくわかっていたけれど、
まさか自分のイベントの日が最後だとは思っていなかった。
イベント終了後に聞かされて、
あぁ、、。って。
トリだし、バタバタしていてキチンと聴けなかった、見れなかった。

この日まで、ホントに紆余曲折で色々迷惑かけました。
今までで自分的に一番苦労したイベントだったんですよ。













遅咲き人生、再出発もいいもんだ。


ここ数ヶ月で、数年間の断片的ないろんな事がクルッと回って繋がった。
世間は狭すぎる。




感謝する事は沢山あって、ありがとうと言わなきゃいけない事もある。

心地良い場所に身を置いて、ココロを外に放たない。
ココロが外に向かっていない。

周りを変えようとするなら自分が変わるのが先なのだ。
でも、それが難しいから他人のせいにし、
言い訳を創っていろんな事のせいにする。
周りに変えてもらおうとしてはダメだ、
自分が変わらなきゃ、自分で変えなくちゃ、

「天才じゃないならもっと貪欲になるべきなのだ。」

と、自分に言い聞かせる。





日比谷野音にて、
数年前のとあるイベント。

その日は朝から雨が降ったり止んだりしていた。
夕方近く、あるバンドの出番。
この日のライブを最後に解散をするバンドだった。

演奏がはじまってしばらくすると雨が止んだ。


演奏時間も終盤、確か後二曲だったと思う。

客席から

「あっ。虹だ!」

って声が上がった。
バンドのメンバーも演奏に夢中でその声が聞こえるまでは気がつかなかった。

客席の後ろの空。
ホントにホントに見事な七色の虹がステージの真っ正面に出ていた。

ボーカルが泣き出しそうにMCをした。

雨上がりの空に虹のアーチ。

ステージからキラキラ輝く虹を目の前に、最後の曲を演奏した。

メンバーそれぞれの表情はまったく違っていた。

転換を終え次のバンドの演奏が始まると、
また雨が降り出した。


ふっと、この日の事を思いだした。


この日イベントが始まる前、会場の外のベンチでの事。
待ち合わせをしていたある人に、一緒に行った友達が

「代金は出世払いでいいよ」

と笑いながら、あるバンドのチケットをあげた。

その当時、チケットをあげた友達とよく見に行っていた、
その人と知り合うきっかけとなったバンドのチケット。

大学生だったその人は自分もバンドをやっていた。
ここ数年は活動休止状態だった。
そのバンドが最近復活ライブをした。



きっとこの日の事なんか、


当人は忘れているだろう。



世の中そんなものなのだ
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