2020年6月28日日曜日

古典×現代2020―時空を超える日本のアート




古典×現代2020―時空を超える日本のアート

展覧会ホームページ:https://kotengendai.exhibit.jp



展覧会概要

古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会を開催します。
展覧会は、江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対になるよう組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で構成します。古典側は曾我蕭白、尾形乾山、円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、刀剣の名品を選出。現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則ら、今の日本を代表するクリエイターたちの造形を選びました。
現代作家たちの仕事と過去の名品との関係はさまざまです。展覧会では、世界観や主題、造形、制作方法の類似を示すだけでなく、先達から得たインスピレーションや、誰もが知るイメージに基づくパロディ、古い作品を取り込んだインスタレーションなど、過去の偉業に積極的に関与していく現代の作家たちの姿にも焦点を当てます。今日の優れた表現と、今なお私たちを惹きつけてやまない古の名品の比較を通じて、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会になれば幸いです。
会 期 ※会期変更 2020年6月24日(水)~8月24日(月)


アートのとびら×作品リスト [PDF
Door to Contemporary Art×List of Works [PDF

























思っていたよりもかなり面白かった。

しりあがり寿の北斎パロは色々なところで見てきているけど、
今回出展されている映像作品は、今までの集大成的な感じで完成度高くて面白かった。
3回も見ちゃったw



仏像(日光菩薩・月光菩薩)× 田根剛 もかなりよくって、
できればこの空間で昼寝したいくらいだった。

椅子置いてもらえたらよかったのに。


あまり建築方面に興味がないのですが、
田根剛さんって「エストニア国立博物館」の人だったか。
流石にこの建物は知っていた。




円空の聖徳太子立像がめちゃめちゃ可愛かった。
お腹がぽよーんってしているの。

中観音堂・羽島円空資料館
























前後期に別れているみたいなので、
タイミング合えば後期も見に行きたいなと。

2020年6月21日日曜日

森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私



森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私 @ 原美術館


森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私
会期:2020年1月25日[土]‐7月12日[日]

展示は6月9日[火]より再開いたします。再開後の鑑賞には予約が必要です。
予約方法についてはをご覧ください。
なお、2020年7月12日〔日〕まで会期を延長いたしました。





森村さんはあまり好きではなかったのだけど、
原美術館が閉館してしまう前に何か見に行きたいと思っていたので見てきた。

コロナの影響で当初2020年末での閉館予定だったのが、少し延長されることに。


14:00からの入場で予約していたのだけれど、
13:30ちょい過ぎくらいについてしまったので受付で声を掛けたら、
どうぞーってことで、少し早めに入れました。

14:30からの映像上映の回なので、
映像を見る前と、後と両方の展示を見られたのですごくよかった。

予約A:映画館風に設えたギャラリー5での上映(総入替制、途中入場不可)
の方で見たのですが、やはりこちらを予約したほうが良いと思います。

ギャラリー5の場内もかなり間隔をあけての席配置にしてくれており、
上映後も係の方が手すりを拭いてくれていました。

おかげで、館内も込み合うことなく余裕で見られて快適でした。











森村泰昌の常設インスタレーション「輪舞(ロンド)」



















この年になって、やっと森村の良さが分かってきた気がします。




















移動してこちらへ。

村田兼一写真展 6月19日(金)~7月5日(日) 月火休
「Five years ago, I encountered the muses. ~女神たちとの邂逅」



私は2015年、北見えりさんをはじめ数人の女神たちに出会った。
当時「魔女の系譜」という連載をフォトテクニックデジタル誌でしていて、魔術的なものアニミズム的なものを題材に撮影をしていた。モデルたちに求めるのは巫女的な、シャーマン的な存在感だ。しかし撮影していて彼女から感じたのは「内包する巫女的な無垢さ」と「神々と渡り合い、祟り神ですら鎮め多産や豊作を導き出すのでは?」と思わせる力強さだった。 文/村田兼一 



思っていたよりもか~なりエロくて「あぁ、そういう感じなのね」と思いましたw
まぁ、正直もてなそうな中年男性ばかりでしたよ。







6月26日に閉店するキッチン南海にはすごい行列が。

黒いカレーで60年「神保町 キッチン南海」が閉店 90才社長が語る“我が人生” https://www.dailyshincho.jp/article/2020/06091101/ #デイリー新潮



2020年6月20日土曜日

ロンドンナショナルギャラリー展



ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

会期:2020年6月18日(木)~10月18日(日)
2020年3月3日(火)~2020年6月14日(日)※会期変更

※6月18日(木)~6月21日(日)は、前売券(販売終了)および無料観覧券をお持ちの方と無料観覧対象の方のみがご入場いただけます。ご入場は先着順となり、混雑時は整理券を配付します。当日ご入場いただける上限に達した場合は、整理券の配付を終了します(配布終了後はご入場いただけません)。
開館時間:9:30~17:30
毎週金・土曜日:9:30~21:00 
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、7月13日(月)、7月27日(月)、8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館)、9月23日(水)
主催:国立西洋美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、読売新聞社、日本テレビ放送網
特別協賛:キヤノン、大和証券グループ協賛:花王、損保ジャパン、大日本印刷、トヨタ自動車、三井物産協力:大塚国際美術館、日本航空、ブリティッシュ・カウンシル、西洋美術振興財団
会場 国立西洋美術館(東京・上野公園)















フレックスで早めに退社して行ったんだけど、
18時ちょっとすぎについて19時代の整理券もらえたので意外とゆっくり見られた。
作品数少ないし、人数も絞ってるしで、普段よりも余裕で見られたってこともあり、
1時間あればいける。

私はチケット持っていたから最初の4日のうちに行ったけど、
10月までやってるから焦らんでも日時指定チケット買えばいいんじゃないかと。



ってことで、全部が目玉といえばそうなんだろうけど、
やっぱり目玉はゴッホの《ひまわり》と、
フェルメールの《ヴァージナルの前に座る若い女性》ですかね。

私的にはサージェントが好きなので『 リプルスデイル卿 』見たかったけど来ないよねw

あと、ぜいたくを言えば、
フェルメールの《ヴァージナルの前に座る若い女性》と、対になる、
ヴァージナルの前に立つ女》も、両方見られたら最高だったんですけどね。
両方貸し出しは流石に無理なんすかね。



Johannes Vermeer - Zittende Klavecimbelspeelster (1673-1675).jpg
Jan Vermeer van Delft - Lady Standing at a Virginal - National Gallery, London.jpg



















常設展の方も21:00までってことだったので、さくっと。

マネ《嵐の海》







2019の松方コレクション展:国立西洋美術館開館60周年記念
で初展示された、
モネの《睡蓮、柳の反映》が常設展に展示されてた。
HPには2020.03.11ってあるから、最近展示され始めたのかしら?










こちらも。

[新館 版画素描展示室]
















2020年6月8日月曜日

奇才―江戸絵画の冒険者たち―


2020年06月02日(火)〜06月21日(日)
特別展「奇才―江戸絵画の冒険者たち―



江戸時代には、従来の常識を打ち破り、斬新で個性的な表現に挑んだ「奇才」と呼ぶべき絵師たちが、全国で活躍していました。昨今注目を集める伊藤若冲、長澤蘆雪、曾我蕭白、歌川国芳ら、過激で強烈な個性を放つ絵師にとどまらず、従来の江戸絵画史において“主流派”として語られてきた、俵屋宗達や尾形光琳、円山応挙らも新しい表現に挑み続けています。

 本展では、北は北海道から南は九州まで、全国から35人の奇才絵師を集め、その個性溢れる作品を選りすぐり紹介します。東京が世界の注目を集める2020年に、まさにふさわしい特別展です。
会期
2020年4月25日(土) 6月2日(火)~6月21日(日)
会場東京都江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区横網一丁目4番1号)

■展示資料目録
展示リストはこちらからダウンロードできます。


















会期が三週間無いくらいになってしまったので、
急いで見に行ってきた。

6/6の土曜のお昼過ぎに行ったんだけど、
そこそこの人出はあるものの、
館内は余裕があって、「密」にはならずに済む感じ。

館内の入場の際には体温を測られたし、
この日は入場規制はかからなかったけど、
場内でも、警備員さんなどが頻繁に人数を数えていました。


























中村芳中 「公卿観楓図」 個人蔵


「中村芳中(なかむらほうちゅう)」がぐぅかわ。
線も薄墨の太めの輪郭線でたらし込みって言う技法を使っていて、
ゆるふわ、もっちり。

芳中は尾形光琳が好きすぎるあまりに「光琳画譜(こうりんがふ)」
という画集を出版してしまったそうなのですが、
ARC古典籍ポータルデータベースで見る事ができます。


絵金も強烈で良いですな。




物販コーナー。
印刷間違っちゃったらしい。



















帰りに餃子。
#亀戸餃子両国店

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