2020年7月28日火曜日

The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション


2020年7月23日(木・祝)~9月13日(日)
9月22日(火・祝)


浮世絵は、江戸時代の庶民たちに愛好された、日本を代表する芸術の一ジャンルです。その人気は海を渡り、印象派の画家をはじめとする欧米のアーティストたちに大きな影響を与え、ジャポニスム旋風を巻き起こしたことはよく知られています。また、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、世界で最も有名な日本の絵として、多くの人々に愛されています。
本展覧会は、質、量ともに日本の三大浮世絵コレクションと言っても過言ではない太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団の名品をはじめて結集し、選りすぐった約450点の浮世絵版画を展示します。浮世絵版画の名品は海外に流出したと言われることもありますが、実は日本国内に世界最高水準の浮世絵コレクションが存在するのです。浮世絵の初期から幕末まで、代表的な浮世絵師たちによる名品の数々をお楽しみください。

前期展示:7月23日(木・祝)~8月23日(日)
後期展示:8月25日(火)~9月22日(火・祝)











石川豊信の「花下美人」の着物の柄がなんとも素敵。

石川豊信
江戸
1枚
重文指定年月日:19640128
国宝指定年月日:
登録年月日:
公益財団法人平木浮世絵財団
国宝・重要文化財(美術品)
江戸時代の作品。





北尾政演の「花扇 瀧川 吉原傾城新美人合自筆鏡
を見て「あれ、これなんだっけ?」って思ったのだけど、
アートになった猫たち展」で見てたやつだった。

新吉原の遊女を二人ずつ描 いた7点の錦絵作品に序と跋 ばつ を加えた計9点を天明4 (1784)年に『吉原傾城新美人合自筆鏡』と題した 画帖(絵を貼り込んだ折本)にして、 
蔦屋重三郎が刊行したやつなので、
あまり覚えてないけれど、多分他のページも見たことありそう。

北尾政演=山東京伝。

で、こちらで展示されていたのは日本浮世絵博物館のものだけど、
冊子で展示はされていなかったと思うので、
この一枚だけを仕立てたのかしら?

結構色々なところが所有しているみたいなので、
ってことは当時めっちゃ売れたってことか。
















北斎の富嶽三十六景の
「凱風快晴」「山下白雨」「神奈川沖浪裏」は3館とも持っている作品のようで、
3館それぞれが持っている版を見比べられる展示になっているんだけど、
前期だと2館だけど見比べられるようになっていて(2館分展示)、
後期は見比べられない(1館分展示)みたい。

もったいぶらないで、
「もう、3館分全部揃えて展示してくれよ!!」と思います。

ケチ!!!




グッズの、蚊取り線香の器がかわいかった。




2020年7月26日日曜日

北区飛鳥山博物館


北区飛鳥山博物館

公立のこういった博物館の中ではかなりの充実度だと思う。
建物の地下全部が収蔵庫らしく、
展示していないものもかなりたくさんあるとのこと。

これ系の施設って、小中学生の学習向けだったりすると思うのですが、
かなり文字数多めで大人でも結構見ごたえある。








































企画展 のほうも。

「飛鳥山三百年展ー楽しい!だから続く、吉宗がつくった江戸のワンダーランドー」


飛鳥山は上野から北に続く武蔵野台地崖線に位置する地で、ここが江戸の花見の名所となったのは、八代将軍徳川吉宗の桜植樹にさかのぼります。鷹狩にしばしばこの地を訪れた吉宗は、紀州飛鳥明神とゆかり深い飛鳥山に特別の愛情をもち、享保5年(1720)、桜を270本植え、翌年にはさらに1,000本の桜を加えたほか、楓・松を含んだ修景をほどこしました。そののち、飛鳥山は春のみならず四季折々の景物に富んだ景勝地として、庶民の行楽の場となり、明治6年(1873)には日本で最初の太政官公園のひとつに指定を受け今日に至っています。

 徳川吉宗による飛鳥山の開発から今年で300年が経ち、このたび、これを記念して飛鳥山の歴史・文化をご紹介する企画展を開催する運びとなりました。展示を通して、江戸の昔から今に至る飛鳥山の姿を、みなさまとともに見つめなおす機会となれば幸いです。

 最後に、本展の開催にあたりまして、ご理解、ご協力を賜りました関係各位に篤く御礼を申し上げます。


こちらもちょっと文字が多すぎて途中萎えてくるw
もちろんかなりの充実度。
花見弁当の再現とか力入ってます。































お隣の紙の博物館も。

こちらは製紙会社が名を連ねる公益財団法人。
王子製紙の発祥の地ですもんね。


百万塔・陀羅尼(だらに)
がこんなところにもあったのね~。




世界最大の木版画で刷られた孔雀明王。



















お高そうなパピルスもありました。
直射日光当たっていたけど大丈夫なのか?










飛鳥山公園内にある石碑。

いろいろな浮世絵に登場しますね。










せっかくなので、王子神社。

















お狐様もマスクをしていました。













神社に幼稚園が併設されているの初めて見ました。
お寺は多いけど、神社は初見!

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