2019年10月31日木曜日

話しているのは誰? 現代美術に潜む文学

話しているのは誰? 現代美術に潜む文学


展覧会概要

国内外で活躍する日本の現代美術家6名によるグループ展を開催いたします。本展に参加する6名の作家は1950年代から1980年代生まれまでと幅広く、表現方法も映像や写真を用いたインスタレーションをはじめとして多岐にわたります。これら作家に共通するのは、作品のうちに文学の要素が色濃く反映されていることです。
古代ローマの詩人ホラティウスが『詩論』で記した「詩は絵のごとく」という一節は、詩と絵画という芸術ジャンルに密接な関係を認める拠り所として頻繁に援用されてきました。以来、詩や文学のような言語芸術と、絵画や彫刻のような視覚芸術との類縁関係を巡る議論は、さまざまな時代と場所で繰り広げられてきました。
展覧会タイトルが示唆するように、本展では文学をテーマに掲げています。ですが、ここでの文学は、一般に芸術ジャンル上で分類される文学、つまり書物の形態をとる文学作品だけを示すわけではありません。現代美術において、文学はこうした芸術ジャンルに基づく区別とは違ったかたちで表れているように思われます。日本の現代美術における文学のさまざまな表れ方を経験していただければ幸いです。
会 期 2019年8月28日(水)~11月11日(月)
毎週火曜日休館
※ただし、10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館

























うぅ〜〜〜ん。

あまり感想はないです。



















ミヤギフトシ Futoshi Miyagi
さんのもあまりピンとこなかった。


山城知佳子 Chikako Yamashiro
さんの映像作品も強烈といればそうなんだけど、
私には、「わざとらしさ」を感じてしまった。

2019年10月29日火曜日

想起の力で未来を:メタル・サイレンス 2019

想起の力で未来を:メタル・サイレンス 2019

想起の力で未来を:メタル・サイレンス 2019


今回招聘する海外アーティストは、 クリスティーナ・ルカスとフェルナンド・サンチェス・カスティーリョのスペイン出身の作家2名です。クリスティーナ・ルカスは、スペイン・ゲルニカの悲劇に発想源を置き空爆の開始から現在に至る世界の市民の犠牲者をたどる空爆地図を表す全6時間を超える3面映像インスタレーションの大作≪Unending Lightning(終わりえぬ閃光)≫を展示。この会場の持つ歴史とメッセージ性が重なり合う作品展示となります。フェルナンド・サンチェス・カスティーリョは、上野公園の多種多様な豊かな樹木にちなんだ、“折れそうになっても生存し続ける”ブロンズ製の木の新作≪Tutor(テューター)≫を展示します。
この両作品を合わせた今回の展示タイトル「メタル・サイレンス2019」は、人類史を声なき者の視線で再構成するクリスティーナ・ルカスの作品≪Unending Lightning≫の中で触れられる“死を導く鋼鉄の兵器”、そして、植物という言葉を持たない樹木≪Tutor≫の沈黙を表現できる芸術の素材としてのブロンズ、という金属の二面性も表しています。


会期
2019年10月18日(金)〜11月17日(日)の金土日祝※全16日間 (但し、10月22日は除く)

時間
10:00〜17:00
  • 整理券は開催日の朝9時よりお配りいたします。
    配布数に限りがございますので予めご了承ください。

会場
旧博物館動物園駅 駅舎(東京都台東区上野公園13-23)

  • 参加無料
  • 入場を制限させていただく場合があります。
  • 内容が変更となる可能性があります。
  • 京成電鉄施設のため、鉄道業務に関する緊急の事態には作品が鑑賞いただけない場合がございます。
  • 車椅子の方は旧博物館動物園駅入り口内の階段までご覧いただけます。

主催
上野文化の杜新構想実行委員会
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
※本事業は令和元年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業です。


踊り場での展示で、作品は2つのみ。

一つはオブジェで、一つは映像作品。

「整理券を出します」ってHPになっていたので、
入れるかどうか不安だったのですが、
まったくもって混んでいなかったw

といいますか、今までの展示が人気があったってことと、
今回の展示がつまらないってのと、
宣伝が全くできていないからでしょうね。


で、奥まで入れるかと思いきや、踊り場まで。





















映像作品も、意図もわかるし、よく出来てはいるんだけど、
もうすでに出し尽くされた感。

youtubeに似たようなのがたくさんあがっているよ。
それにをバージョンアップしたぐらいの感じ。

展示空間(廃駅)との親和性ってのも意図なのだろうけど、
ここはちょっと違うしなー。



















で、中には入れないけど、
扉のガラス部分から下の入場口が見えた。

アナウサギはここに移動したのね。



















アナウサギhttps://www.keisei.co.jp/keisei/hakudou/top/pdf/info_20190617.pdf
























移動してシャンシャン。


















あ~~~かわいい。









2019年10月28日月曜日

ファラオの至宝をまもる2019






大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト シンポジウム 「ファラオの至宝をまもる2019」IN 東京

ーファラオの至宝をまもる2019ー

 世界各国から高い関心が寄せられている古代エジプト文明の秘宝は、人類共有の貴重な文化遺産です。首都カイロにあるエジプト考古学博物館には数々の至宝が展示されていますが、開館から100年以上が経過して建物の老朽化が目立ってきた上、展示スペースや技術、人材も不足しています。こうした中、日本政府はエジプト政府から要請を受け、新しい博物館となる「大エジプト博物館」の建設に対する有償資金協力(円借款)を行うとともに、付属する保存修復センターに対して、2008年より博物館の運営や展示品となる文化財の保存修復等にかかる技術協力を行ってきました。
 3年前に開始した「大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト」では、ツタンカーメン王の墓から出土した文化財を含むエジプトの至宝の調査、移送、保存修復を日本とエジプトの専門家が共同で行うことで、大エジプト博物館に対する技術移転および人材育成を図っています。
 プロジェクトを通して、王の戦車に使用されていた木材の判明や、王の服飾品の材質技法の解明をはじめ、古王国時代の泥レンガ造りのマスタバ墓から発掘された壁画の移送、科学的調査、保存修復といった成果があげられており、秘宝の謎が着々と紐解かれています。
 本シンポジウムでは、3年間の進捗をはじめ、これまでの技術協力の取組みや、これらの学術的な新しい発見についてご紹介します。
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日時:2019年10月20日(日)13:00-15:40(開場12:15)
★12:30~ プロジェクト紹介ビデオ プレ上映会(約20分)を実施します。ぜひお早めにお越し下さい★
場所:日経カンファレンスルーム (日経ビル6階)
言語:日本語
定員:350 名
参加費:無料
申込み:下記フォームからお申込み下さい
主催: 国際協力機構(JICA)・日本国際協力センター(JICE)・東京藝術大学
後援: ICOM京都大会2019組織委員会、文化財保存修復学会、日本オリエント学会、日本西アジア考古学会、日本エジプト学会
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かなり大勢の方が参加していました。


エジプトに行ってきたばかりで、
ツタンカーメンの墓も見て来たところなのでとても面白かった。


「エジプトに行ったことがある方?」
って質問に、かなりの方が手を挙げていた。さすがだ。



●メモの箇条書き。

日本は1400億円中84億円を円借款で貸している。
 →ODAの一環。
  返してもらう前提だが、事情によっては値引きすることはあるかもしれない。

首都カイロから博物館までの地下鉄の整備をしている。

ダハシュールの「イニ・スネフェル・イシュラフ?」
のマスタバの壁画(前2345〜2287)
 (スネフェル王の時代の長官)

(ツタンカーメンの墓)
蓋には「パピルス」って書かれていた箱には「ふんどし」が入っていた。
146枚も見つかる。

墓の中の遺物にはツタンカーメンが小さな時に身につけていたものも含まれる。
(3歳ぐらいがつけるような手袋)

下着の布が一番上等な生地。
(おしゃれは下着から)

ラムセス4世の墓の設計図は見つかっていて、
そこから推測するに、本来ならば馬車用の部屋があるはずだが、
ツタンカーメンの墓にはそれがない。
→ツタンカーメンは急死したので急あつらえで墓が造られたので無い。

エジプトの考古学はトレジャーハンターから始まったので、
金が欲しいから大きな墓は調べられているが、庶民達のものは調べられて来なかった。

庶民の遺体は若い人が多い。(20代後半)
→奴隷と言うわけでは無いが、かなりの肉体労働を強いられていたからでは?

ツタンカーメンの戦車
→装飾用は車輪に傷がない。
 戦闘用は車輪に傷がある。
→このことから実際に使われていたと推測される。
 復元して走らせて見たい。















エジプト遺跡でひつぎ30個発掘、3000年を経ても色彩豊か https://www.afpbb.com/articles/-/3250378 @afpbbcomさんから
Exclusive Details of Coffins Cachette Discovery in Luxor http://luxortimes.com/2019/10/exclusive-details-of-coffins-cachette-discovery-in-luxor/ @luxortimesさんから

2019年10月27日日曜日

松沢病院創立140周年・移転100周年記念祭 と ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史

松沢病院創立140周年・移転100周年記念祭

日時 2019年10月19日(土) 10時~15時30分

会場 松沢病院 西門芝生広場、駐車場等


















もともと「ヒストリー・カフェ」の方に行く予定を立てていたのですが、
このイベントがあるってことで急遽行くことにした。
友人が以前、SNSに資料館のことを挙げていて興味があったので、
ちょうどいいチャンス。
普段は予約がないと入れないんですが、この日は予約なしでないれるとのことだし。


スケジュールを見たら、
11時から歴史探索ツアーがあって、開会が10時ってことで、
10時から資料館を見て、
そのあとツアーに参加して移動すればいい感じかなと。

で、11時のツアーは参加券が必要だったみたいで、
入り口で整理券をもらう。

で、資料館を見に行こうと思って聞いてみたら、
「11:30からしか開かない」と。
「ツアーの最後が資料館で終わるので、それに合わせて開館します」
ってことだったんだけど、
1時間もどうしようと思って、
とりあえず資料館のところへ行ってみたら・・





開いてた。

入っていいですか?って聞いたら「どうぞ」ってことだったので入場。

「写真撮ってもいいですか?」
って聞いたところで、壁に「撮影禁止」の張り紙が見えて、
「あっごめんなさい。撮影禁止ですね」って言ったら、
「いやぁー特に大丈夫なところもあるんだよね~
壁に禁止って張られているところ以外は大丈夫だよ」
って言うので、大丈夫そうなところだけ撮影。

もしかして、本当はダメだったのかもしれないけど、
係の人がいいって言ってくれたしね。



* 日本精神医学資料館








































葦原将軍の像。

































もう少しで全部見終わるってところで係の人に
「あっやっぱり駄目だったみたい~(入場が)」
ってことで、強制退場させられたw

まぁ、ほぼ見終わっていたし、時間の節約ができたしよかった。



広場の方に戻りまして、
まだ11時までは少し時間があったのでフリマとかを見て回る。



















さて、11時になったので、歴史探索ツアーです。
30人ぐらいいたかな。

ツアーの先導は、若手のお医者さまたちでした。

↓白衣来ているのが先生たち。










スタンプラリーもしまして、記念バッジを。
あと、ここの患者さんたちが作って販売しているクッキーもいただいた。










で、資料館の方ですが、
ツアーは資料館で終わったので、
その後、解説付きで館内を案内してもらいました。

わたしはさっき見たりなかったところを先に見て、
後から合流して説明を聞きました。



12:00ちょいすぎには移動。





移動しまして午後からはこちら。


2019年度「ヒストリー・カフェ 精神医療の歴史」第2回は、鈴木が話題提供をします。1930年代に東京の王子精神病院の症例誌から、同じ時期に入院し、最終的には同じ時期に死亡した2人の朝鮮移民の患者を比較します。2人の移民・患者は、朝鮮と日本のいずれにおいても大きな社会的な異なりを持ち、病院内でも興味深い関係を持ちました。その様子を明らかにしたいと思います。
第2回テーマ
「戦前東京の精神医療の場─王子脳病院」
講師鈴木 晃仁 (慶応義塾大学)
日時2019年10月19日(土)14時~16時
会場立教大学池袋キャンパス5号館 5209教室






















最初に鈴木先生から、今回のお題の、
同じ時期位入院していた朝鮮籍の患者の比較、症状などのお話し。

そのあと、4〜5人のグループに別れてグループディスカッションの後、
各グループから気づきや疑問などの発表って感じでした。

私みたいな単純な興味から来ている人は他にいなかったっぽい。
医療系の人がやはり多くて、
歴史が専門の方とか学生とかだった。


映画『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』の話も出たので、
講義が終わった後に、
今日、午前中に松沢病院に言って来たって事を話をしたんだけど、
うぅ〜〜〜〜ん。

あまり鈴木先生は良い印象はなさそうな感じ。


「夜明け前」のサブタイトルの「無名の」って部分。

「無名」なわけないじゃない。
きちんと記録もあり、人として存在しているんだから。
無名の人なんて世の中にはいない。


その通りだと思う。


2019年10月26日土曜日

カルティエ、時の結晶

カルティエ、時の結晶 

「カルティエ、時の結晶」の画像検索結果


出品作品リスト


行く気は全くなかったのですが、
SNSとかの書き込みで評判が良いので、
どんなものか行ってみた。

確かに展示方法とかは工夫されていてよかったと思います。


最後の一部屋は写真撮影可能でした。


























エジプトから着想を得たネックレス。



















10/25の夜間に行ったのだけど、
館内から出るときに、なにやらVIPくさい団体が。

警備の方に「どなたですか?」
と聞くも、教えてもらえませんでしたが、
 「当館がお呼びしたお客様です」とのこと。

が、 外で待ち構えていた車には
「モナコ」の表記が。

あぁ、モナコか。
22日の即位の儀に参加していたし。

取り巻きさん達で姿をはっきり確認できなかったけど、
たぶん、モナコのアルベール2世大公だったと思う。

カルティエ展にモナコ大公宮殿コレクションも出てたし、
上野の森で開催中のゴッホ展にも行っているしね。



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