2011年2月24日木曜日
シュルレアリスム展
シュルレアリスム展 を見てきた。
いったら、ロビーで、
国立新美術館ロビーコンサート 「和楽器アンサンブルの夕べ」
をやっていました。
時間があればもっと聞きたかったのですが、
一曲だけ聞いてシュルレアリスム展へ。
若めの客層でしたね。
シュルレアリスムの代表格であるダリやマグリットの作品は数は少なめ。
サブタイトルに
「パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による」
とあるとおり。
フィルム作品で35分とかあるのがあって、
全部んきちんと見ようとすると2時間は必要です。
シュルレアリスムの映画作品も展示していて、
ルネ・クレールの「眠るパリ」、
マン・レイの「ヒトデ」、
ルイス・ブニュエルの「黄金時代」、「アンダルシアの犬」
をプロジェクターで写していた。
「アンダルシアの犬」の冒頭の
女性の眼球をカミソリで真っ二つにするシーンとか凄いね。
ヴィクトル・ブローネルの「欲望の解剖学」がすごく面白い。
フランス語の説明書きが書かれているのだけど、
訳を添えてほしかったくらい。
でも、ほぼ放送禁止的なエロ表現みたいのなので、
無理だとは思うがw
じっくり見ちゃうと時間かかるから余裕をもって
行ったほうがよいですね。
私は仕事終わりで金曜夜間に行ったので
1時間ちょいで急いで回ってしまったけど、
いつもは、さらっと最後まで見て、
その後気になる作品に戻ってゆっくり見たりするので、
不完全燃焼気味です。
「合理性や説明可能なものを出来る限り排除」
した表現法がシュルレアリスム。
エロと妄想は偉大だってことよねぇ。
それをどう、目に見える形で人に伝える表現が出来るか、、
出来た人たちが芸術家なんだな。
1924年にシュルレアリスム宣言を起草し、
シュルレアリスム運動の中心人物であった
フランスの詩人、アンドレ・ブルトンの誕生日は2月19日だそうで、
母の誕生日と一緒だった。
超現実世界への招待〜ダリとブニュエル〜