「没後120年 ゴッホ展こうして私はゴッホになった」
タイトルはぼりすぎだと思うけど、面白かった。アルルの寝室 が実物大で再現されていたのですが、
TBSドラマ「JIN-仁」や「華麗なる一族」など人気ドラマ の美術を手掛ける
青木ゆかりTBS美術プロデユーサー・デザイナーを筆頭とする
美術チームが作ったそうです。
本当に良く 出来ていて、
壁に掛かった画もちゃんと再現したんだねぇ。
この
「アルルの寝 室の実物大再現」と、
「アルルの寝室 の画」と、
「その解説(全部で3枚の同じ構図の油絵 が存在)」と、
「黄色の家のCG映像」とを
ぐるぐると3回ほど回って見てしまいました。
何作品か、絵に添えられたゴッホの書簡が一緒に展示されていて、
主に色彩についての説明が書かれているのだけれど、
こ れを読みながら画を見ると凄く分かりやすかった。
「あぁ、こんな事を考えながら画を描いていたんだな。」
って思いが伝わってきた。
プルシアン・ブルーの「アイリス」は
退色をしていて本来の色ではないそうで、
完成当時はもう少しパープルに近い色 だったらしい。
どんな色だったのだろう?
それにしても、
黄色とプルシアン・ブルーの対比って本当に綺麗。
100年以上も前の作品なのに、
不安定な心、激しさ危うさをもろに受けてしまうね。
TBSで10月17日に特別番組もあるみたい。
ピストル自殺を持ってゴッホとなったのか、、