2010年11月6日土曜日

そうだ 京都、行ってきた。2010 ☆一日目 前半☆

高速バスで京都へ行きまーす。


朝、京都に着きまして、
先ずは大原へ

京都駅から電車で国際会館まで行きます。


国際会館からは、京都バスで大原へ。


大原についたので、古知谷に向かいます。

目の前で2時間に一本の古知谷行きのバスを逃してしまい、
歩いて行く事に。

大原から道が二手に分かれていて、
間違ってバイパスの方へ行ってしまい、
車にバンバン抜かされ、
雨が降っていたので、水しぶきをあげられ、
しょっぱなから散々です。


途中、軌道修正出来そうな横道があったので、
曲がります。


無事に目的地の古知谷に到着。
雨だったし、
足が短いので徒歩40分くらい掛かった。

ここから山を登って、
阿弥陀寺に行きますよ。

かなり急な登り坂をえんやこらです。


坂道を15分位歩きます。

やっと見えてきたよ。


大きなカエデの木。
樹齢800年の天然記念物。

後2週間もすれば、
真っ赤に色づく。

境内



「植髪の尊像」
弾誓(たんせい)上人が自分で彫った像。
自分の髪の毛を耳の裏に植えてあるのです。







開基の弾誓上人は穀断ち塩断ちのすえ、
松の実、松の皮を食べ体質を樹脂質化して後、
念仏三昧をもって生きながら
石窟の二重の石棺の中に入り念仏の声が聞こえなくなった時、
空気穴を密閉したと伝え、
弾誓上人の「ミイラ佛」として端坐合掌の相で安置されています。


即身仏となった弾誓上人のミイラを納めた岩窟の入り口。




この中に生きながら入ったのですね。



弾誓上人のミイラ仏が納められた石廟の扉
かなりおどろおどろしくて、
最初は近づけませんでした。

厳しい修行の場であったことが実感できます。

訪れる人は少ないであろうお寺、
知る人ぞ知る
という感じでしょうか。


本堂を見ている時に3人組のおば樣方が来まして、
タクシーを借り切って、
お任せで観光をしているとの事。
ここまで歩いてきた話をして、
帰りは2時間に一本のバスを待つつもりって話をすると、
「一緒に乗って行きなさい」
って、大原までタクシーに乗せてもらいました。

帰りはあっという間!
タクシーで上ってきた坂を下っている時に
「よく登ってきたなぁ」とシミジミ思った。
でも、このお寺は
苦労して登ってきてこそ価値があるお寺、
すべてを感じ取れるお寺であると思う。
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